京都


仕事を始めてから30年以上経った。おかげで日本全国すべての県に足を踏み入れることができた。ただ,出張で出かけるときは,駅や空港と宿泊先,会場で費やす時間がほとんだ。各県の印象は,だからそのあたりでの経験を通して記憶されている。

京都には,学生時代にも行ったし,仕事でも数回,出かけたことがある。にもかかわらず,知恩院と河原町,渡月橋あたりの印象しか残っていない。河原町といっても狭い範囲で,寺町通りなどには足を踏み入れたことがなかったかもしれない。

音博で京都に来たのだからと,1泊して,少しは物見遊山でぶらつくことにしたのはそんなわけだ。

10時過ぎにホテルから四条河原町までタクシーで行った。タクシーで行くべきなのか歩くべきなのか,バスや地下鉄を使うべきなのか距離感がわからない。めざしていた古い喫茶店はすでにモーニングが終わってしまっている。錦市場の陶器屋の奥,ケーキとコーヒーで軽く朝食を済ませた。ただ,軽すぎたので,近くのゆばコロッケの店に入る。家内,娘と12時に待ち合わせ,寺町通りを北上する。

古本屋を覘きながら時間を潰すことにした。が,まだ準備中の店がほとんで,市役所を越え尚学堂書店がようやく開いていた。しばらく棚を眺め,結局何も買わずに三月書房まで歩くが,シャッターが閉まったままだった。

通りの奥の店をチェックしながら待ち合わせ場所まで戻る。先斗町まで歩き,予約していた店で昼食。24年前のこの日に結婚したので,とりあえず昼食を,と。リーズナブルで十分な品数,上品な味の店だった。

そこからホホホ座を覘き,六曜社の前を通る。パン屋に二軒ほど入り,大丸のアラビカコーヒーで休憩。

タクシーでホテルまで戻り,荷物を受け取って駅に向かう。15時半くらいののぞみ号で品川まで。上野まで行って,夕飯をとり家に着いたのは20時過ぎだった。

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