インターネットを使うハードルが下がった1995年からの数年間で,結局,量に広告がつくというモデルが定着し,広告費によりサイトは無料で情報を提供するようになった。まあ,雑誌から新聞,ラジオにテレビ,数多のメディアが用いてきた方法だ。
スペースに値段をつけるだけでは足らず,時間にまで値段を付けた。インターネットを仮に空間とすれば,まあ,空間に値段を付け始めたというわけだ。
年間数兆円規模になる広告費は,大きな産業となった。めでたしめでたし。
というわけで,しばらく前からブラウザーをOperaに変え,昨日からVivaldiに移行した。Operaの軽さと,単語を選択したときに,そのまま検索できる機能は捨てがたいものの,Vivaldiを何とかチューニングしてみようと思ったのだ。今のところ,かなりの軽さで動くようになった。もちろん広告はブロックしている。VivaldiはChromeエンジンだそうなので,uBlock Origineで快適だ。