管理組合

8時に携帯電話が鳴る。同じマンションの方から,入口の自動ドアが壊れていて,昨夜一日中開いていたとのこと。昨日,管理会社に連絡があり,確認してもらったものの結果の報告がないと伝える。業務時間外だろうと思い,ショートメールで結果について連絡ほしいと。

起きてしまい,どうしようか思っていたところ,今度は前理事長からインターフォンで呼び出し。別件で不具合の確認にきた方に自動ドアの不具合を確認させようとしているらしい。すぐには出られないので10分くらい待ってくださいと伝えると,朝一番で電話があった方が降りてきたので大丈夫だとの返事。でも呼び出されるのだろうなと思い,顔を洗っていると案の定,インターフォンが鳴る。

身支度をして1階まで降りる。2人に囲まれ困ったような表情で,インターフォンの定期点検にきた人。私に訴えるような目つきで状況を説明してくる。膝のあたりの高さで出入りをチェックするセンサーが壊れてしまったようだと。

とりあえず緊急対応のところに電話をかけ,故障個所の確認と処置を依頼する。訪問は夕方になりそうだという。家に戻り,故障のため,自動ドアをできるだけ使わずに自転車置き場の出入り口を使ってほしいとA4サイズの案内をつくる。管理会社に連絡をとると,外からわかるところに貼ってしまうとまずいので,貼る場所に注意してほしいとのこと。そりゃそうだ。

エレベータ内とエントランスホールの内側に貼って家に戻る。修理会社と連絡をとり,これから外出するので,立ちあいが必要な場合は,携帯で呼び出してほしいと伝言。で,ようやく高円寺に向かう。

歯科受診帰りの家内と待ち合わせ,トリアノンで昼食をとり,古着屋でリュックサックを物色。一軒目を見たあたりで修理の方から電話。センサーは機能しないようにすれば応急処置はできるものの,もう一か所故障らしい箇所がみつかった。センサーの取替え部品がないため,いずれにしても基盤をぜんぶ取替える必要がある。ただ,もう一か所の故障については部品があるので応急処置はできる。

つまり,その数万円の部品は,基盤をすべて取り換えるまでの間しか使う必要がないものということだ。とはいえ,交換しなければ,基盤を替えるまで自動ドアが使い物にならない。とりあえずセンサーのマスクと,部品の取り換えを依頼。修理後の確認は朝方の前理事長に頼んだ。

と,このあたりの段取りを,時間はかかったとはいえiPhoneだけで済ませ,高円寺での買い物を続けることはできた。14,5年前に管理組合の仕事が多々あった頃,今回の故障に似た案件は,仕事や休日にかなり食い込んできた記憶がある。

別件で区と話し合いが続いていることといい,今期はやけに業務量が多い。

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