4/15

索引作業がすすまない。ゲラにマーキングしたものを拾い,よみがなをつけてエクセルにまとめる。そこまで印刷所にしてもらったので,ソートをかけ,親子の指定をすればだいたい終わる作業だ。

今回はゲラと同じ状況のPDFをもらったため,結果,よい索引ができるとは思うものの,作業に手間取っている。エクセルデータから1語ごとにPDFで検索をかけて,拾ったページを書くにするとともに,拾っていないページで,併記したほうがよいものを洗い出す。この作業ができてしまうため,とにかくはかどらない。

PDFで該当するページをすべて拾うと使い勝手がよくないため,恣意的に選ぶ。結果,該当箇所をほとんど見ることになり,B5判2段組み600ページ近くのPDFを何度も行き来する。引用文献の箇所はさすがに索引で拾うことはないので,スクロールする知恵はつけた。それでもなお。

夜,平沢進がツイッターで1981年のロバート・フリップの名言をもとにしたと思しき投稿があったので,「テクニックを捨て去るだけのイノセンス」とレスを付けた。ただ,しばらくして「イノセンス」だったか「インテリジェンス」だったかわからなくなってきた。文意(インタビューか日記の翻訳が元になっている)からすると,「テクニックを捨て去る」ことに眼目がおかれ,そのためには「イノセンス」で向き合うことというものだったはずだ。テクニックを捨て去るインテリジェンスと言っていたような気もするが,1981年の「ロッキンオン」はもはや手元にないので確認できない。昌己はまだもっているだろうか。インタビューを切り取ってファイリングしていた時期があるのだけれど,いつの間にかなくなってしまった。

検索すると,結局,自分のサイトくらいしか出てこないので,覚え間違いかもしれない。まあ,無邪気に向き合うで文意としては途中を吹っ飛ばして通じなくはない。いや,通じないな。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Top