淡路

淡路は青砥のようなものだ。

日帰りで大阪まで出張に行ってきた。相変わらず慌ただしいなかで準備は前日に手を付けるという案配。安売りチケットショップで東京/新大阪の往復チケットを購入し,明日使うためにみどりの窓口で交換する。当日は8時過ぎに出発するのでみどりの窓口は開いてはいるまい。

9時前に品川駅に着き,CAFE&BAR TAMEALS品川でモーニングを注文する。ホットコーヒーはテイクアウト用のカップに頼み,少しだけ飲んだあと,車内にもっていく。新型コロナはどこふく風というか,自由席はそれなりに混んでいる。新大阪から御堂筋線・北大阪急行経由で千里中央駅まで。数年前,取材でここまでは来たことがある。モノレールに乗り換え万博記念公園で下車。半世紀以上ぶりに太陽の塔を左手に眺め,本の設置会場に向かう。

1時間少しほどで設置を終える。山田まで出て駅ビルで昼食をとる。ビールを飲んでしまったのがまずかった。そのまま梅田に行くはずが,うとうとすると柴島(くにじま)を出たところだった。てっきり梅田まで直行だとばかり思っていたのだ。次は天神橋筋六丁目とアナウンスがあり,これは乗り換えをする必要があったのだと気づく。慌てて降りたはよいもののどこでどう乗り換えるべきか。柴島まで行き,ホームに降りてみる。乗り換えはなさそうだ。iPhoneで検索すると,淡路というところで乗り換えるらしい。数分後に来た電車に乗り,やっと淡路まで到着,梅田行きに乗り換える。

梅田につくあたりで,この乗り越し,都内でも似たようなことがあるなあと思って考えていると,青砥の乗り換えを思いつく。青砥から押上に持っていかれてしまうあたりと天神橋筋六丁目の手前あたりの感じが似ているのだ。淡路は青砥のような場所だということだ。

梅田で古本屋を少し覘き,結局,駅ビルの蔦屋書店の古書コーナーで島田一男やらなにやらを購入した。新大阪まで行き,駅弁とビールを買って始発に乗り込む。22時前に帰宅した。なんだか疲れた。

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