あまり広くない

午後から朝霞まで取材に出た。数年前に同じ仕事できたときは,なんだか寂れた感じがしたのだけれど,今回はにぎやかな印象をもった。前回と同じ通りを行き,昼食をとった店を思い出す。その後,昼時の営業はやめてしまったらしく開いていない。

少し歩き,ルーマニア料理店で昼食をとった。旨かったものの,冷めづらい料理が多いのか,サーブされてしばらくしても熱いままで,口腔に少しやけどしてしまった。

17時までかかり仕事を終えた。近くに古本屋を探すと,無人古本屋があるらしい。地図に沿って歩く。ただ,このあたりの道はほとんど直角に交わることがなく,曇り空に日も落ちて,方向はわからない。数回,方向を間違えて,無人古本屋に向かう道らしきものを見つけた。その角に,無人ではない古本屋があった。スイーツも販売しているようで,古本は自分には馴染みないもの中心なのかなと思いながらも入ってみた。

絵本で1間とってあったものの,カウンターのぐるりに向かい合うように添えられた棚に並んでいる本はなんだか馴染みのあるものが多い。橋本治の徳間文庫エッセイが2冊あり,でもその2冊にはギャルズライフに載った倉多江美論は収載されていない。奥から店主が出てきて在庫を確認してもらうと,探している文庫本は売れてしまったようだ。

文庫1冊,新書1冊とスイーツを購入し,帰りしなに店主と少し言葉を交わすと,どうもいろいろと接点のあるご夫婦だということがわかった。

翌日,昌己にメールすると,朝霞や志木あたりでご主人とはよく飲んだそうで,奥さんは昌己の奥さんと職場が一時一緒だったのだとか。

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