禁を破る

この日記なるもの,とにかく今日のことは書かない,昔のことだけを書こうと決めていたが,今日ばかりは記さずにおれない。 なんと,ダディ・グースの単行本『少年レボリューション』が刊行されたのだ。 2,500円も高くはない内容。...

一言

途中の一言が,緊張感を削ぎながらもインパクトをもつ曲がある。 あぶらだこの“BUY”のブレイクの間の手「よし」。 町蔵の「気狂うて」の間奏の「なるほどな」。 しいてあげれば筋肉少女帯「いくじなし」の「だがしかし」。 一度...

中卒さんのスタジオ

2人ではじめた社会人バンドに学生時代の友人が加わり3人になった。ベースはいなかったものの,ウインド・シンセでメロディを吹きながら,ベースラインをフォローする和之の能力に助けられ,曲もできあがってきた。 3回目のスタジオ入...

ロックと野球と関西人

あらためてその事実を確信したのは,町田町蔵詩集『供花』の大座談会のラストを目にしたときだ。出席者クレジットの「山本五十六連敗」はひとつの衝撃だった。「そりゃ,イソロクやろ!」と関西弁で突っ込み入れるまでもなく,センスのよ...

プレスリーは戻れない

ロンドンはずれにある,そのパブでは月に何回かエルビス・プレスリーのものまねショーが開催されていた。 物見遊山で出かけたときのこと。 探し出し見つけたそのパブは,ビルの地下にあった。急な階段を降りきると,扉はなく,そのまま...

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