dynabook

注文していたラップトップが水曜日に届いた。再整備品だから,見た目は少しへたれている。電源を入れ,設定を30分ほどで済ませる。初めてdynabookを使う。以前,知人が持ち運びに便利だからという理由でもっていたような記憶がある。

軽さに驚いた。MacBook Airよりも軽いくらいだ。13.1インチなので小体で,事務所で充電しながら使い,ACアダプターを携えずに,バッグに入れて家まで普通にもって帰ることができる。

LIFEBOOKのデータをUSBに移してから移動させる以外,すべきことはほとんどない。タッチパッドが1枚になっていて,見た目はMacっぽい。実際にはパッド下の方が左右に分かれてマウスよろしく反応するようになっていてMacとは違うのだけれど,これはこれで使い勝手がよさそうな気がしてきた。

Laptop

再整備品で構わないので,ラップトップパソコンを買うことにした。10年前に安売りで手に入れた富士通のマシンがへたってしまい,初期化したところOfficeを再インストールしなければならなくなった。インストール用のCDは手元にないし,同じタイミングでESETの更新を控えている。いつまでも娘のMacBook Airを仕事のサブで使っているわけにもいかない。

しばらくサイトを眺めて,法人用につくられたラップトップの再整備品を買った。

リビングの片隅に,パールホワイトの日立Prius Air,富士通のLIFEBOOKが2台積み重なっている。Prius AirはすでにLinuxマシンとして数年前,Fedoraを入れた。当時使っていたルーターをその後変えてしまったので,ネットにはつながらない。

LIFEBOOKの一台は娘用に中古で買ったような気がする。もう一台は昨年末に初期化したモデルで,どちらもメモリを増やし,後者はCPUも一度,交換した。

3台ともバッテリーはほぼ使い物にならず,常時,アダプターから給電して使う。あたらしいマシンを買ったタイミングで,古いものを処分しようと思い,それぞれを立ち上げてみた。

Prius Airは20年ほど前に買ったもので,それなりの重量はあるものの,これを抱えてニューヨークに行った。ニューヨークの公共図書館で検索用のモニターからケーブルを抜いてつなぎ,メールをチェックしたこと思い出す。重さを除けば,フォルムが今見ても恰好よい。手放さずに,ネットにつなげてアップデートしてみようかと思う。という内容を以前にも,書いたような気がする。まただ。

週末

しばらく更新が滞っていたらしい。昼時に仕事で忙しいと,こんな感じになる。

31日は半日,自宅の掃除。おそろしい量の衣類を廃棄することに。ゴミ置き場にもっていくにはまだ早い。結局,部屋の片隅に7つほどのビニール袋が積みあがる。まるでゴミ屋敷だ。19時すぎに家内と池袋へ。娘と待ち合わせ,年越しそばをとる。この店,そば焼酎が徳利ほぼ並々入ってくるので,毎年,酔っぱらってしまう。

1日は朝から片頭痛気味。薬を飲んで横になる。昼から起きて,家内とおせち調理を食べる。しばらくテレビを観て,夕方から眠る。19時過ぎに起き夕飯。低気圧のためだろうけれど,あれだけ昼間眠ったのに寝つきは悪くない。

2日は午後から娘と待ち合わせて初詣に出かけた。その後,丸井まで歩き休憩。早稲田通りのブックオフに寄り数冊購入して帰宅。

3日は事務所で仕事を少ししてから,夕方,家内と吉祥寺まで出る。東急の裏側に面したカフェで休憩。ロフトで買い物をした後,ブックオフに寄り帰宅。

4日から本式に仕事。電話もかかってきた。17時過ぎに終え,上石神井のブックオフに行く。年末,『ゲッターロボG』の復刻版を買ったときに『ゲッターロボ』2巻もあったので,残っていれば買ってこようと思ったもののすでに売れていた。石ノ森章太郎の本を買い,夕飯の買い物をして帰宅。

例年出かけるところと,ただただブックオフに寄って年始は終わった。

口座

郵便振替口座はなかなか便利なもので,雑誌の定期購読の入金などに使い勝手がよい。その便利さは今もほとんど変わらず,1か月ほど前,近くの郵便局に出かけて口座開設の依頼をした。

ところが担当のお兄ちゃんが慣れていないのと,日頃,ネットに不慣れな層を相手にしている習慣からだろうか,こちらの依頼に対応すればよいだけのところを,上からかぶせてこようとする。郵便振替は決まった郵便局からしか出金できないところが不便ではあるのだけれど,それはしくみがそうなっているからしかたないだけのことで,それにも増して便利な面があるのだ。にもかかわらず。その兄ちゃんは「決まった郵便局からした出金できない口座がよいか,それともどこの銀行からでも出金できる口座がよいか」の選択肢を出してきた。それは後者の方が便利だ。そう答えたところ,その手続きを始められてしまった。自分で制度を調べればよいものの,面倒だからしなかったのが間違いだった。

3週間ほどして,口座開設の通知と通帳,さらに数日後,キャッシュカードが届いた。もちろん,ゆうちょ銀行の開設の連絡であり,振替口座とは何の関係もない。いや,何一つ関係ない口座だ。ゆうちょ銀行に口座をもっている方にとっては振込手数料が若干安くなるくらいの使い道しかない。

こちらのニーズを理解できず,さらにていねいさをはき違えてしまうような窓口がいる郵便局には近づかないほうが無難だ。どんな手続きをさせられてしまうかわからない。

結局,先日,少し歩いたところにある大きな郵便局を訪ね,振替口座開設について相談した。こちらでは同様の対応経験がある人なのだろう。妙な方向に話は進まず,無事届けを提出した。

BITE

オルタード・イメージの”BITE”は不思議なアルバムだ。1曲目”Bring Me Cleser”が始まると1983年の記憶が蘇る。にもかかわらず,その記憶は時間が経ってもさびることがない。

先日,昌己から「オルタード・イメージって今年新譜が出たんだな」と連絡があった。よい時代になったものだ。YouTubeで検索すると”Glitter Ball”がひっかかる。聞いてみると,ああ”BITE”の地続きでそれが2022年であることにも違和感がない。

バンシーズのファンがつくったバンドは,ツアーのオープニングアクトでまわり,1stはスティーブ・セブリンがプロデュースした曲を含む。バラエティに富む楽曲が楽しいとだけ容易くいうのはためらわれる内容だった。リリースは1981年だ。バンシーズもいたし,ケイト・ブッシュもその活動のピークに至る真っ只中にあった。

クレア・グローガンのボーカルスタイルは当初,たとえばその後,トレイシー・ウルマンのようなスタイルが一般化する先駆けのようなもので,バックのニューウェイブ然とした楽曲との違和感は独特だった。それが”BITE”では(メンバーチェンジの影響があったのだとは思うが),違和感とは異なる独自の世界(安易な表現ではあるけれど)を作り上げた。もともとこのバンド,核となるのはベーシストで,2022年の新譜では彼とのコラボレーションが2曲も含まれていて,どちらも”BITE”と地続き感はより強固な印象だ。

スージー・スーもケイト・ブッシュでさえも,2022年から遡って10数年以上,活動は減退したままのに比べると,このオルタード・イメージの39年ぶりの新譜で,地続きで2022年感を表してしまう力業に驚いてしまった。クレア・グローガンのボーカルスタイルの変わりなさはおそろしい。

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