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Zepp Hanedaまでくるりのライブを観に出かける。

17時前に事務所を出て,まずは品川まで。予定より早く着いたので構内の喫茶店でビールとつまみをとって本を読む。京急に乗り換え天空橋まで。開場前で,待ち合わせている家内と娘はまだ着いていない。物販の列ができていたので並び,Tシャツとタオルを購入。そのうちに二人がやってきた。18時過ぎ,400番台で入場。

前回来たときはパイプ椅子が並んでいたフロアがオールスタンディングになっている。かなりの密度ではあったものの,以前の密集具合に比べるとゆったりした感じ。ほぼ定刻にライブが始まった。

メンバーはこの数年,サポートしている人からブラスを引いた感じ。前回のライブはファンファン脱退後の穴をサポートで埋める形でアレンジしていたものを,今回は,ブラスなしのくるりですすめる第一歩のような演奏だった。アルバム「坩堝の電圧」の曲がやや多めに演奏されたのは,あえてブラスなしで演奏するスタイルを示したかったからではないかと感じた。「ブレーメン」でさえ,ブラスなしで演奏するのは(キーボードがカバーしているとはいえ)かなり久しぶりのことではないだろうか。(つづきます)

8/4

夜中に非道い落雷の音で目が覚める。

午前中早々に表紙のプルーフと本文白焼きが届いたので,チェックをすすめる。赤字の手配を済ませた後,経理の仕事の合間に,書誌情報をネット上に書き込んでいく。夕方から豪雨になる。間隙をぬって帰宅する。したくをしなおしてから高田馬場まで行く。家内の誕生日なのでレストランで食事をすることにした。18時半に予約を入れた店は,10年以上前からときどき利用する。この店の前はフレンチレストランで,出前で料理の提供もしているおいしい店だった。弟を連れてきたとき,メニューにあった旬のアスパラの焼き物がおいしかったことを覚えている。

その後,野菜にこだわったイタリアンに変わった。レストランで演劇を催す劇団の公演に来たのは数年前だっただろうか。最近はテイクアウトで利用するくらいだたったけれども,相変わらずおいしかった。

暑いし,意識していないところで仕事の緊張が続いているからだろうか。眠りが浅いというのか断続的というのか。歳をとったからかもしれないが,半日眠りっぱなしなどという所作はもうできそうにないな。

8/2

すでに搬入済の新刊見本から売上カードをコピーして,進行中の書籍の入稿原稿をつくろうと思う。先週届いた見本を引っ張り出すと,どれひとつ売上カードが刺さっていない。まさか,納品すべてに売上カード入れ忘れているのではと想像すると厭な予感しか沸いてこないのはしかたない。

電話で確認しているところに,ちょうど印刷所の社長さんが来社する。折り返し,見本分のみ入れ忘れたとのことで事なきを得る。今度は特色指定のフランス伝統色のチップが印刷所にないので見本を付けてほしいと連絡が入る。前の事務所には置いてあったのだけど,1年前,DIC1~6については確保したものの,まあ使わないんだろうと踏んで置いてきてしまった。あのとき事務所から持ち帰ったもののうち,そろそろ「これ,使わなかったな」というものがいくつも出てきて,いざというときの自分の判断力の乏しさを痛感する。

雑誌は下版したことにして,案内のチラシ,その前にもう1ページ分カラー広告をつくる。夕方から次の単行本の校正戻しと新刊のDM便荷物をつくり発送を終えた。デザイナーと18時半に近くの駅で待ち合わせたので出かける。自分がかなり疲れていることだけはわかった。事務所に戻り,片づけを終えて帰宅する。

一日でぐったりしてしまった。体重は減っていないだろうけれど。

8/1

広告をつくりはじめると営業関連の連絡が入る。落ち着かないけれど,まあ,当面,これでしのぎながら進めることになるのだろう。

午前中は依頼していた単行本の校正をもって編集の方が来社。打ち合わせやら,そのほかの話やらで11時過ぎまで。で,広告作成の前に本文の赤字を潰す。午後から広告3ページ分を作成。ただただ椅子にすわり,古いバージョンのイラストレータを立ち上げて慣れない仕事が続くのでまあ疲れる。20時くらいに終わったので,あとは明日にして帰宅。

記憶では,10数年前まで,体温より気温が高いことを非常識,現実的な状況としてはとらえていなかった気がする。たとえばインドで日中の最高気温が38℃などというニュースを眺めたとき,それを異常だというように。気がつく間もなく,38℃越えの日が年にどれくらいになったのだろう,東京でさえ。

今世紀に入ってからの20年と少し,だらだらと変りもしない状況が続いているような感触の一方で,あれこれ変わったことをときどき思う。先のエントリに記したとおり,自分がSUICAの履歴で記憶を辿るようなことになるとは想像もしていなかった。

週末まで

SUICAの履歴で記憶を辿るようになるとは思ってもみなかった。

月曜日からとにかく新雑誌の仕掛作業を続ける。その合間に,サーバーでメール一斉送信の方法を確認しデータを登録したり,手だけが幾本もあれば済ませられそうな作業を入れ込む。

火曜日の夕方に新刊見本が届く。明日の予定をし直し。で,水曜日は午前中,取次まで見本をもっていく。昼前に戻り,作業の続きをして午後から著者が事務所に来て打ち合わせ。木曜日は夕方に家内と吉祥寺で待ち合わせる。少し買い物をして夕飯をとり帰宅。

土曜日は午前中に校正を戻し,昼前に品川まで行く。著者と落ち合い,事務所まできていただく。2時間くらい話をして,そのあと少し作業を済ませてから帰宅。1時間ほど眠る。夕飯をとり,テレビを観てから眠る。

日曜日も昼過ぎから事務所に出る。さすがにこれだけ校正を進めると,手持ちのゲラに赤字は少なくなってくる。追加修正をスキャンしてデザイナーに送り,18時過ぎに家内と待ち合わせて光が丘まで行き少し買い物をする。

昨年のこの時期と比べればまあ,雲泥の差というのはこのようなことなのだろう。おかげで事務所に詰めて仕事する時間が捻出できるため,体重が増えてしまってしょうがない。何とか運動量を増やさないと,生涯で一番体重がある時期が続きかねない。

この前,一橋文哉『政界ヤクザ』(角川文庫)を100円で買って,ときどき読み進めている。

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