矢作俊彦 マイク・ハマーへ伝言 Posted on 2012年7月23日 by コトナ / 0件のコメント 俺に,自分と二重映しにして計測するほどの他人がいる! 克哉は腹をたてる。誰にしろ,そんな他人がいたなんて,あっていいことだろうか。 矢作俊彦『マイク・ハマーへ伝言』(光文社,1977) 電子ブックの話題になるたびに,ここ...
日常/矢作俊彦 休日 Posted on 2012年2月12日 by コトナ / 0件のコメント 午前中は遅くまで寝ていた。おかげで歯科の予約をパスしてしまった。食事をとって,支度をして校正をいただきに飯田橋へ。帰りにブックオフで「新潮」2011年2月号と開高健の『ALL MY TOMORROWS 1』を購入。 電車...
矢作俊彦 犬なら普通のこと Posted on 2012年2月11日 by コトナ / 0件のコメント 文庫版をもう少しで読み終えるのだけど,解説者にならって記すなら,32章なんていうのは,シーンごとに1作の短編小説に起こしなおせば,80年代前半の作品になりそうだと感じずに,単行本のとき読み終えていたのはどうしてだろう。 ...
矢作俊彦 電子ブック Posted on 2012年2月10日 by コトナ / 0件のコメント 花粉症。寝起きに頭痛がして,しばらく休み会社へ。 夜,先週末,娘がスマートフォンを買ったので,「野性時代」のデジタル版を購入し,矢作俊彦の「ルッキングフォービューティ」を読む。予想通り,「チャイナマンズ・チャンス」はゴロ...
矢作俊彦 犬なら普通のこと Posted on 2012年2月7日 by コトナ / 0件のコメント 通勤途中で読んでいると,ふと,この小説が『暗闇にノーサイド』の前に発表されていたら,このコンビはどのように把握されただろうかと思った。 実のところ,当時の矢作俊彦の小説にこちらのほうが親和性が高いのではと思ったのだ。