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くるりのインタビューを追いかけて,10数年ぶりに音楽雑誌を捲ったり手に入れたりしている。会社帰りに「MUSICA」を買い,高田馬場に着くまでで岸田繁のインタビューを読み終えた。他のページを読みながら,インタビューと写真でつくった音楽雑誌が多いなあと思った。

各誌のライターの名前で,時に編集長だったりするもので,見覚えがあるのは,「ロッキン・オン」で記事を書いていた当時,目にした人だ。そうして腑に落ちた。「ロッキン・オン」が増えただけ,「Studio Voice」が増えただけ,つまりは「アンディ・ウォーホールズ・インタビューマガジン」が増えただけのことだと。まあ,今日買った「MUSICA」のミュージシャンによりレコードレビューは加藤某が編集していた当時の「ロッキンf」を踏襲したと思うのだが。

それにしても,昔,あれだけあった楽器雑誌が淘汰されていること,にもかかわらず若手バンドの少なくとも演奏能力に関していうとここ20年ではるかに上達していることが不思議だ。

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