10年くらいぶりで夜行バスに乗った。以前に乗ったときには,レッグレストが上がるのに気づいたのが明け方。長年生きていれば,それなりに学習はする。靴を脱ぎ,レッグレストをあげた。脚は楽になった。しかし,この姿勢で眠れるのだろうか,人は。1時間半から2時間おきに入るサービスステーションの2つ目までは結局,眠ることができなかった。3つ目をやりすごしてしばらく,いつの間にか降車する客が出始める。
目的地の八戸に着いたのは7時すぎ。
人はそれなりに学習するものだ。夜行バスで疲れない方法は,眠らないことだ。それしかない,たぶん。