ロベスピエール


夕方から大船で打ち合わせ。19時くらいまでかかる。ブックオフに寄り,108円文庫本を数冊購入。居酒屋で休憩しようとおもったものの,20時近くになっていたので,駅まで戻る。21時過ぎに家に着いた。

辻邦生の『安土往還記』はこんなに面白かったっけ,というのが正直なところ。ちょうど,倉多江美の復刻版『静粛に,天才只今勉強中!』が届いたことの影響なのか,織田信長はロベスピエールのようだと感じる。信長が“名人上手”を貫いたまま天下統一を完全に果たし終えていたら,遠藤周作の『沈黙』で,日本を“泥沼”と形容するような状況は続かなかったのではないかと,しばし考える。

しかし,そこで生まれるのは恐怖による統治で,でも,では織田信長が登場しなければ恐怖による統治はなかっただろうかと考えるが,結局,そんなことはない。17世紀前後を,20世紀のモラルで透かし見ようとすることがおかしいのだ。

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