花粉症


朝起きたものの頭痛が非道く,いかんともしがたい。会社に遅刻する旨連絡し,鎮痛薬を飲んで横になる。昼前にどうにか家を出て,とりあえずここ10年近くヒスタグロビン注射でかかっているクリニックに向かう。例年は早めに第1回目の注射を打つのだけれど,今年は遅れてしまったためか,注射を打ってもなかなか体調が回復しない。

バスで会社に行き,メールと打ち合わせを終え,2時間ほどであがる。

昼食をとっていなかったので池袋のホープセンターにできた星野珈琲に入り,サンドイッチとコーヒーで軽くとる。しばらく休むとどうにか調子が戻ってきた。からだの様子をみながら八勝堂書店まで行く。風が強い。ヴォネガットの『屠殺場5号』と『猫のゆりかご』それぞれ初刷を見つけ購入。安価だったからだ。『猫のゆりかご』は1968年刊で,この版が『ららら科學の子』に登場したものだと思う。

家に戻り,少し眠った。

夕方になるとようやく注射が効いてきたらしい。起き出してメールをチェックすると昌己から夕飯でもどうか,と。19時にサワディーで待ち合わせることにした。

サワディーはフロアの人がいないらしく,厨房と兼ねてかなり忙しそう。小一時間ほどいて,先日,見つけた川沿いの居酒屋に行ってみることにした。「居酒屋茶屋」という台湾居酒屋で,少し前,踏切の向こう側にあった「お茶ん」と関係がありそうな雰囲気。「お茶ん」はほとんど開いていなかった。一度も入ることがなく,いつの間にか店をたたんだ。

カウンターに常連が鎮座し,左手の上がり座敷にテーブルが3つ。一番奥に座った。餃子は皮まで手作りのようでとても美味い。台湾卵焼きはお好み焼きのように平らに焼いた卵焼きにさりげなく具材が混ぜられていて,青菜炒めには山椒のような香辛料が入った独特の味。麺線があるというので頼んだところ,これもとても美味い。かつおだしのあんかけ風スープに細麺とモツ,パクチーが入ったもの。

店主は台湾の方のようで,ときどき買い出しに行ってはレパートリーを増やしているようだ。気がつくと23時を回っていた。昌己とは,仕事の話や籠池の話,チャールズ・ヘイワードの話など,とりとめなく,いつものようにあちこちに話を飛び散らかせる。まったく30年以上,変わらないな。

中井に越してきてから20年くらいになるけれど,当初のミャンマー料理店をはじめ,今も続くサワディー,数多の個性的な居酒屋に入るにつけ,このあたりは妙な磁場があって,そういう店を引き付けるような気がしてならない。

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