Routine


「白い病気」を観て以来,メモをまとめ,そこにみちくさ市の準備も加わった。特殊な一週間は無事,終了し,通常に戻るのだろう。その前の記録。

金曜日,池袋パルコの世界堂でZine用用紙を調達。そのまま伊野尾書店に行き,注文していた『チャペック戯曲全集』(八月舎)を受け取る。家に帰り,夕飯をとりながらZine印刷作業。Adobe Acrobat Readerのプロバージョン(試用期間用,もちろん無料)をダウンロードし,ページを入れ替えながら印刷。A4二つ折り2枚,8ページを糊付けしようと思ったものの,娘の「折ったままでいいのでは?」との助言を受け入れ,重ねるだけで糊付けはなしにする。20部作成。

土曜日は午前中,御茶ノ水で打ち合わせ。御茶ノ水で昼食をとり,13時過ぎ,家に戻る。1時間くらい横になる。15時過ぎから,みちくさ市の選書。結城昌治,半村良,三好徹の文庫を中心に,ピックアップを終え,娘にグラシン紙かけを頼み,私はExelに出品リストを入力。その後,値札をつくって,何とか0時前に作業を終えた。ところが,選んだ本の一覧を眺めながら不安になる。これまでで最低の売り上げになるかもしれない。

日曜日は7時過ぎに起き,シャワーを浴びる。本を箱に詰め,10時前に家を出た。高田馬場でキャッシュディスペンサーに寄り,遅くなりそうだったので,タクシーで雑司ヶ谷まで。

受付を済ませ,出店場所に向かう。車庫での3店出店。すでにセッティングを終えていたモロ古書店さん,おひるね屋さんにあいさつ。11時ギリギリくらいにセッティングを終えた。暑すぎず寒すぎず,風もおだやか。人通りはあまり多くないかな,という感じ。

夜半の不安にもかかわらず,女性中心(?)に単行本を買っていただき,30~40分で出店料分はクリアした。結城,半村,三好はやはり動かない。一方,12時を過ぎた頃には単行本のスペースにアキが出始める。文庫,新書をヒラで並べ様子をうかがっていると家内がやってきて店番を交代。目白まで自転車で行き,定食を食べて戻ってくる。

Zineには「落合コトナくらぶ」と適当な名前をつけ,通勤エッセイと,みちくさ市で並べた本のこと,編集後記でまとめた。通勤エッセイはイラスト(写真)を付ければ,2,3ページでまとまるものを,だらだらと説明に走ってしまう。池袋,高田馬場駅を利用している人でも辟易するだろうなと反省。単なる反省なんだけれど。

京都「古本イエー」でお世話になった榊翆簾堂さんが来てくださったので,お礼も早々にZineを押し付ける。本も買っていただき,ありがたい。少ししてご主人もいらっしゃってあれこれと。ヤマザさんのZineをいただき,ああ,コトナよ,これがZineだと言われたような気分。吉田省念の歌詞が取り上げられていて,これが京都の懐の深さか,と感じる。

午後に入って,髪を染めたMさんが覗いてくださる。MさんのWeb日記でそのことは読み知っていたものの,腑に落ちていたわけでないことを痛感。松下竜一の本は,もし覗いてくれたら目にとまるかなと思っていたのだけれど,亀和田武には不意を突かれた。Zineも引きとってくれたし。

退屈さんに「Zine,次もつくるんですか」と尋ねられ,その予定と答えたものの,今のつくりかただと仕事しているみたいで,かといって手書きでつくるほど字心があるわけではないので,また,同じようにつくるのだろうな,と。自主制作CD-RWよろしく気に入らなかったら上書きできるようなものがつくれないかとすこしだけ考えた。無理だな。

塩山さんに挨拶に出たり,301回目の出店だというレインボーブックスさんを訪ねたりして気がついたら15時過ぎ。16時に店をたたみ,ネームプレートを返し,お礼を済ませた。帰りに目白駅前で休憩。ざっと計算したところ,この1年でいちばん売上額が多かった。でも,その理由がよくわからないので,次回の参考にまったくならない。半村良の文庫で,結城昌治,半村良は少し売れて,三好徹は一冊も売れなかった。売れたもののリストをみると,持っていったなかでも面白いタイトルが選ばれて買っていかれたなと思う。一方,三好徹の“天使シリーズ”は面白いのだけれどダメだった。

モロ書店さんには,望月三起也が五稜郭での土方歳三のイラストを描いた雑誌について尋ねてみようと思ったものの機を逸してしまう。おひるね屋さんにはおやつをいただいたり,終始なごやかな雰囲気をつくってくださったりで感謝。

たのしい一日だった。

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