Le Pollen

だからといって,ピエール・バルーに触れるわけではない。

本式に花粉が飛び始めた。ただ,開花宣言よろしく,寝起きの目の充血が,いまのところ今年はない。アルコールを飲んでも目が腫れる症状も起きていない。舌下免疫療法の賜物だと,ここは考えておこう。

とはいえ,からだが炎症を起こしている感覚は四肢の末端や胸あたりに感じる。一日は暖かくはじまったのでなおさらなのだろう。

とりあえず仕事を片づけ,20時過ぎに会社を出た。家で夕飯をとり,早めに眠るつもりが結局,0時過ぎになってしまった。

大塚英志の新書を捲っている。前半を読むのは3度目だから,さすがに文脈が理解できるようになってきた。脱稿が遅れていたのかもしれないが,同じような形容が一文の頭とお尻に重なっていたり,単純誤植があったり。内容に直接,関係ないとはいえ,書籍を構成する重要な点がかなりおざなりのまま刊行されたのは惜しい感じがする。傷を事前に潰そうとして見つからなかったのではなく,そうした手続きを踏まなかったために出た傷だと思うので,なおさら。

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