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定時少し過ぎに会社を出た。暑い1日で,体調はまだ本調子ではない。

池袋の立ち食い蕎麦屋でミニカレー。人身事故のため埼京線が止まっているとアナウンスが聞こえる。埼京線と湘南新宿ライン,りんかい線が相互にどう影響するかよくわからない。とりあえず湘南新宿ラインに乗る。新木場行きになっているけれど,大崎止まりになるかもしれないという。車内アナウンスで「行先を確認しています」。走りながら行先が決まる電車ってスリリングだ。

結局,大崎止まりで,りんかい線に乗り換え,予定していたくらいに東京テレポートに着く。Zepp東京まで,くるりのライブに出かけた。家内はすでにフロアに入っているようで,娘は大崎でりんかい線ではなく湘南新宿ライン快速に乗ってしまい,武蔵小杉まで飛ばされたとのこと。バスで大井町まで戻り,Zepp東京に向かっていると連絡があった。

ステージ向かって右中央,久しぶりにかなり前に陣取る。家内の位置あたりはすでに人でいっぱいのため,少し後ろ。ドリンクを交換しに行き,ビールの飲みながら開演を待つ。武満徹の曲が開演前のBGMだった。

ここ数回見たくるりのライブは,昨年のアルバム「SONGLINE」発売記念コンサート(中野サンプラザ)含めて全体,アウトロでギター弾きまくりという流れになるものだった。

でこの日も,まあ弾きまくりというか,ここ数年で一番激しい動きのライブだった。ミュージシャンがステージ上で激しく動くと,フロアもつられて動きが激しくなる。もちろん,音が伴っていなければ,ただ激しく動いても意味ないけれど。

ステージ上手に岸田,センターがファンファン,下手に佐藤,その横にサポートギターの松本,佐藤とファンファンの奥に野崎,その右隣にクリフというセッティング。上手がかなり広く空いていて,終始,岸田がその空間を縦横無尽に動き回る。フォーマルな衣装だったので,あれで半ズボンを履いていたら,まるでランドセルを忘れたアンガス・ヤングかというくらいのステージアクションだった。(つづく)

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