武満徹の「ノヴェンバー・ステップス」が絞られ,ライブが始まった。
とりあえずセットリスト。
- 琥珀色の街、上海蟹の朝
- ふたつの世界
- シャツを洗えば
- Morning Paper
- 大阪万博(仮)
- その線は水平線
- ソングライン
- Tokyo OP
- 風は野を越え
- 忘れないように
- どれくらいの
- News
- 宿はなし(くるりセッティング)
- キャメル(くるりセッティング)
- Tonight Is The Night
- スラヴ
- お祭りわっしょい
- すけべな女の子
- Hometown
- ワールズエンド・スーパーノヴァ
- Liberty&Gravity
- HOW TO GO
- 東京(EN1 岸田弾き語り)
- SAMPO(EN2)
- Good Times Bad Times [Led Zeppelin](EN3)
- Communication Breakdown [Led Zeppelin](EN4)
- ロックンロール (EN5)
出だしから2曲は岸田繁がハンドマイクで歌う。クリフ・アーモンドのドラムがすばらしい。4曲目で早々にこの日一度目のピーク。でかい音で,かなりフリーなアレンジで最後まで恰好よい。5曲目は新曲,寸止め感のある「惑星づくり」というか,ロックよりのフュージョンっぽい曲で,コード構成が独特だ。
その後,アルバムの曲は中野サンプラザで聴いたときよりも,さらにアレンジされていて,今回は岸田寄りで聴いたこともあるからだろうけれど,松本のギターよりも岸田の低い位置でのギターのインタープレイが見事だった。「風は野を越え」はサックスパートをトランペットに置き換えて演奏されてる。アルバムで一番好きな曲で,聞くたびにピンクフロイドっぽい感じがする。ねちっこいボーカルをさらにためて歌うので,後半は少しおかしくなってしまった。
くるりセッティング2曲を終え,後半は怒涛の音圧だ。「お祭りわっしょい」はかなりアレンジを変え,「すけべな女の子」はブリッツ横浜で聞いて以来かもしれない。あのときはトリルをトランペットで鳴らしていたような記憶がある。とにかくまあ,縦ノリ。「ワールズエンド・スーパーノヴァ」はクリフのドラムだと,裏の拍がどうしても弱く聞こえてしまうのが残念。
「HOW TO GO」でとりあえず本編終了。アンコールはツェッペリンのカバー2曲を含む5曲。
2時間45分のライブ。以前に記したけれど,曲によってギターを持ち替えるので,どうしても曲の間が空いてしまう。曲の間なしに続けてくれれば,いうことないのだけれど。