1923

茗荷谷駅前の書店「Booksアイ」では毎年この時期,加藤直樹著『九月、東京の路上で―1923年 関東大震災ジェノサイドの残響』(発行・ころから)を平積みにしている。今年は『TRICK―「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち』(著・加藤直樹,発行・ころから)が隣に並ぶ。SNSでは「96年前,関東大震災直後に,この東京の路上で,起きたこと」と惹句をつけて発信。ということで2冊を購入して読み始めた。

読み進めながら,夢野久作の「東京人の堕落時代」を思い出した。家にあったはずが,書棚に『梅津只円翁伝』は見つかったものの,葦書房の他のタイトルは並んでいなかった。

青空文庫にアップされているのを見つけたので,読んでみようと思う。

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