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寒い。風が強い。

宿泊研修から帰る娘と家内は新宿で待ち合わせて夕飯をとることになった。私は茗荷谷で食べて帰る。下落合駅で娘と一緒になり,線路ぎわの道を歩きながら研修の様子を聞く。それなりにハードだったらしい。家に戻り,WIndows10ラップトップにRubyをインストール。Yahoo!ボックスから一括してデータを落とせないかと検索していたところ,コマンドを見つけたのだ。

Yahoo!ボックスの使い勝手の悪さを知りながら,WindowsXPから7に乗り換えるとき,バックアップ用に使ったのが運のつきだ。いざデータをHDに戻そうとしたところ,フォルダ単位で落とせない。データ1つひとつにアクセスしてダウンロードするしかないのだ。どれだけの量をアップしたか確認することさえ手間がかかって仕方ない。以来,どうしても必要なデータが生じた際に,時間を費やして探さざるを得ず,いささか嫌気がさしていた。数年前まではアプリ経由で一括ダウンロードできたようだけれど,それがなくなり代替機能はいくらたっても加わらない。

同じように不便を感じる人がいるとは思った。そうしたところに救いの手は届くのだなあ。徹はそれを,しばしば「神のみえざる手」と称したけれど,奴の用い方はかなり特殊だった。

夕方,全感覚祭渋谷のドキュメント,参加ミュージシャンの動画が一斉にアップされ,踊ってばかりの国はラストの曲,“Boy”があがった。フロアで観たとき,下津さんが谷川さんに向けて「すごいぞすごいぞ」と連呼する姿の記憶がある。アップされた動画にはその場面はないものの。とにかく恐ろしい熱量のライブ映像。バンドを恐竜にたとえることがある(King Crimsonだけかもしれないが)。恐竜がのしのしとフロアを包み込む。0時過ぎからだんだんと非道くなった偏頭痛が,この曲が始まった瞬間から10分だけ止まった。

その後は,さらに非道い現頭痛がやってきて,ラストのGEZANは3曲目あたりでギブアップ。5時過ぎの渋谷を那智君とともに駅に向かったのだ。

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