週末

金曜日は在宅勤務+午後から聖蹟桜ヶ丘で打ち合わせ。午前中の仕事(メールやPDFの確認)を終え,昼前に家を出た。新宿経由で聖蹟桜ヶ丘へ。京王の社長宅だったかがある都合(たぶん)で特急まで停まるこの駅,30年以上前に徹に連れられて,駅前の古本屋をめざしたことがある。徹と出歩いたのは古本屋8割,ライブハウスと映画館それぞれ1割くらいの内訳だった気がするな。

東口を出て,正面の喫茶店で1時間ほど打ち合わせ。だいたい感触が見えてきた。ハードルは高いとはいえ,それは貴重だ。新宿まで戻り,高円寺で買い物。トイレットペーパーやマスク(アイリスオーヤマ製)は制限つきとはいえ,購入できるようになってきた。家で頼まれたものを買い揃える。バスで野方まで出て,サッドカフェでテイクアウトのブレンドと甘味。帰宅し,夕飯をとり,テレビを観る。

土曜日は朝昼兼用で食事をとる。本のデータ入力の準備。

手順:本を整理し(これが手間だ),カバーを拭う。iPhoneで書影を撮影後,NASにデータをアップ。ラップトップからNASにアクセスし,書影データをダウンロード。paint.netで読み込み,自動補正をかけた後,データ量を軽くして保存。このときファイル名を変える。この書影データをまとめ地道な作業を続ける。

それが終わると,Excelに著者名,タイトル,出版社,発行年数,状態,補遺を打ち込む。かなり退屈だし,Windows10のラップトップを用いると入力の際の支えになる左手の小指あたりが痛くなってくる。

最後に,Vivaldiを立ち上げ,STORESのサイトに本を登録する。土曜日はすでに登録してあったタイトルの調整を含め20数冊をアップ。

斯界の方々は,同じような段取りで本を登録しているのだろうか。

この作業をはじめると,あっという間に時間が過ぎ,夕方になってしまう。夕飯を済ませて22時から「野ブタ。をプロデュース」再放送第3話を観る。昌己の知り合いに「はじめてのおつかい」を観ると目頭が熱くなってしまう涙腺の持ち主がいて,さすがにそれは緩すぎじゃないかと笑ってしまったことがあるけれど,第3話は始まってから10分もすると涙腺が緩んできてしかたない。

日曜日も,昨日と同じ作業を半日かけて済ませる。気がつくと18時を過ぎている。すぐに手にとられそうな本を入力しているわけでもなく,唯一,よいのは先に書いたとおり,本の整理につながることくらいだ。

夕飯を買いに外へ出る。サワディーがテイクアウト対応になっていたので,パッタイとカオパックプンを買って帰る。夕飯を済ませて,次の入力の準備だけはしておく。結城昌治と三好徹,半村良だ。以前,みちくさ市でラインナップを厚くして並べたものの,半村良が数冊売れた程度と完敗した企画を思い出す。とはいえ,2日間も入力作業をすると,一箱古本市とWebの違い(の1つ)がわかった気がする。一方は乱雑さが魅力であり,もう一方は(文脈を含めた)整然さが優位にたつ。

続けて,かなり重複して保持している矢作俊彦の本,開高健,内田百閒,江戸川乱歩あたりもアップする準備を始めたものの,連休中は仕事に忙殺されそうで,いつアップできるかわからない。「LOFTといえばP-MODEL」の残りもアップする準備だけは始めておこう。

STORESのサイト自体,Google アナリティクスに登録した程度で,とくに訴求していないから,ネットの海に埋もれてしまうのだろうな。

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