週末

金曜日の夕方に,今さら2ページ分の追加相談の連絡が入る。その対応で手持ちの仕事が進まない。20時過ぎに会社を出た。やれやれ。

土曜日は午後から排水管清掃だというので,水回りの掃除。13時からスタートのはずが,なかなかやってこない。15時過ぎに終わる。支度をして家内と外出。東中野でかなり遅めの軽い昼食をとり,吉祥寺まで。19時半に待ち合わせて,私は古本屋めぐり。夕飯は,曼荼羅近くのビル4階にあるカフェでハンバーガーを食べた。新宿経由で帰宅。

日曜日は午前中から出社。金曜日の後処理。かなりからだがコッているので,駅前のマッサージ店に入る。コリが非道かったことはわかった。戻って仕事の続き。19時くらいまで。池袋で夕飯用のおかずを買って帰宅。

島田一男のスパイ小説は,とりあえず買っていたものの,続けて読めるとは思わなかった。マンガのようなシチュエーションで都合よすぎ。お色気ありで,スカスカ。なんというか全体,軋んでいる小説なのだ。それが,洞門桜モノを1冊読んだところ,続けてこの手の小説を読みたくなるからおかしなものだ。小説を読んでも,理解力が衰えたのか,起承転結がよくわからない。誰が何の理由で事件を起こして,どうやって解決したのか。島田一男の小説は,そのあたりがとにかく弱い。にもかかわらず,続けて読んでしまうのは,結局,繰り返しになるけれど,盛り込まれた教養・知識が面白いからなのだろう。

昭和30年代,この手のスパイ小説が雨後の筍のように書かれたのだろうか。春陽文庫に収められた他の小説家のタイトルが,あまりに破天荒で手を伸ばしてこなかったけれど。

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