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白焼きをチェックした後,単行本の索引データ編集の続き。20時くらいに退社。「刑事コロンボ」を見ながら夕飯。この時期に花粉症症状とは,ヒノキなのだろうな。「新潮」5月号,矢作俊彦「ビッグ・スヌーズ」は休載。今月,懐具合が厳しかったので,一作のために雑誌を買うことがなく,ある意味よかった。ここ数か月分を読み返すだけでも満足。

WordPressがcookie保存しないブラウザーの仕様では管理者画面に入れなくなった。これは以前からそうだったのだろうか。これまでふつうに更新したときの所作ではダメというのはどうしたことだろう。Vivaldiは,たまにサイトによっては設定を調整する必要があるものの,おおむね使い勝手がよいので,いまさらこれを他のブラウザーに替えるつもりはない。いまのところ。

設定でcookieを受け入れるにしないと,これまでの方法でWordPressを更新できない(はず)のは困ったものだ。

で,何度目かの島田一男の小説とともに過ごす時期。へたすると島田一男の文章でさえ,文脈を追えなくなってくることがあるので,とりあえず,文章を読む練習として。日常,仕事で読む文章と違いはあると思うのだが,どこがどう違うのはうまく説明できない。1950年代後半から60年代初めあたりに書かれた島田一男の短篇は,読み返しても面白い。

前回,徳間文庫と光文社文庫で読み続けていたときと同じ内容の小説が,本のタイトルが違っていて(春陽文庫に収められた時期のほうが早い),読みながら内容を思い出しては,これ読んだことがあったなあ,と。小説を読むのに損得はないので,一度読んだからといって損をした気分にはならない。

昔,「銀座特信局」シリーズ以外は読まない,と,どういうわけで考えたのだろう。「いろはの“い”」系統のシリーズとしては,正統の「事件記者」シリーズよりも面白いとは思うものの,他にも当時,手を出しておけば,今頃,30冊近くを読み返すことはなかっただろう。それは幸運なのかどうか。

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