交渉

午前中は企画の資料をまとめて,窓口の方に渡す。一度事務所に戻り,伊野尾書店で「新潮」を買って弁護士のところへ。前社との交渉について窓口になってもらうことにした。話していると,私では想像し得ない文脈で話を受け取られることがある。本件については一任し,組織づくりに注力というか,そちらを固めることを優先すべきだろう。

このところ右腕がかなりダメージを負ってしまっているので,久しぶりにマッサージを受ける。背中がボキボキと鳴る。かなり軽くなった。夕方に池袋で家内と待ち合わせ。ニトリを覘くが,どうもよい事務所用家具が見つからない。何も買わずに下のフロアの喫茶店で休憩。夕飯用にお弁当を調達して帰宅。

「ビッグ・スヌーズ」はゆっくりと物語を収束させている。ここまで歴史を遡るのだから,『真夜中へもう一歩』を持ち出してもよいのではないかと思ってしまう。いや,『リンゴォ・キッドの休日』だって,つなげようと思えばつなげられそうだ。矢作俊彦はそんなことをしないだろうけれど。推理小説とういうか探偵小説というかの解決にこれだけ分量を割く小説ってめずらしいのではないか。「新潮」を毎号買うことがまったく苦にならない。

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