稼業

「染の小道」開催の3日間,事務所の軒先を利用して古本屋を開く。

第1日。金曜日なので仕事をしながらの営業。段ボール箱を数個,玄関先に並べて11時くらいからスタートした。法人をスタートしたときにはすでに暖簾の申し込みが終わっていたため,暖簾なしでいこうと思っていたところ,お隣さんが数年前の人気作を貸してくださった。竿を差すあたりは用意された事務所なので,ただ暖簾を出すだけで完了。

吉田健一のエッセイが最初に売れて,そのあと,吉野せい。染色の本が売れたくらいだっただろうか。メールを打ったり,電話のやりとりがあったりで,ただただ本を並べただけ。夕方に家内がきてくれたので遅めの昼食。

第2日目。午後から仕事の打ち合わせに出てしまうため,私は昼までの店番。休日だけれど,仕事はある。サイトにWEBマガジン用のデータをアップしたり,相変わらずのメール。午前中だけで2,000円と少し売れた。値付けの高い本を買ってくれた人がいたからなのだけれど。家内と娘にバトンタッチして本郷三丁目まで打ち合わせに出る。18時に戻り,簡単な片づけ。午後もそこそこ本が動いた様子だった。天気がよかったことも幸いしたのだろう。

第3日目。花粉症の薬の副作用で調子がよくない。本を出してあとは,事務所でからだを休める。事務所のなかを見にこられる方が意外と多い。薬を飲み,午後になると少し体調がよくなる。家内が15時前にきてくれたので交代。パンを買って自宅で食べ,少し眠る。16時過ぎに戻り,古本屋の続き。一箱古本市でお世話になっているレインボーブックスさんが覘いてくださる。同世代なので,読んできたものが重なり,話が通じてしまう気安さ。

18時前に店をたたむ。3日間で数十冊の販売,1万円くらいの売上になったようだ。レインボーブックスさんと,事務所で一箱古本市のようなものができないか話していると,できそうな気がしてきた。5店くらいはできそうな感じがする。車寄せを使わせていただくことができれば10店くらいは並びそうだし。

家内と東中野まで出て買い物。ブックオフを覘くが何も買わず。夕飯をとって帰宅した。

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