週末

朝一番で下版。表紙の色調整で難題。まあ,印刷された色で確認の段取りを踏み,それで進めるということしかないわけだが。自宅に戻り,少し横になる。14時過ぎから家内と墓参に行く。田無に寄ってブックオフで1冊だけ購入。夕飯を食べて帰宅した。

日曜日は午前中遅く出社する。仕事を少し進めて,午後から印刷所まで行く。火曜日,印刷に立ち会うことにして打ち合わせは予定より早く終わる。昼食をとり,高田馬場のブックオフで数冊,中野に寄り,中野ブロードウェイの4階でさらに数冊購入。ヤミヤミカレーでテイクアウト用に2人分つくってもらい帰宅。

中野ブロードウェイ2階の古本屋で「マンガ少年」1977年7月号が100円で売っていたので購入。当時,友人が毎号買っていて,小学校裏にあった彼の家に行っては読んだ記憶が蘇る。「サイボーグ009」海底ピラミッド編の第1回,4色ページが圧倒的に想像をかき立てる絵で,そこで想像した物語と実際に連載された物語は当然,異なるものの,絵一枚が他者の想像力を刺激することはあるのだ。石森章太郎の絵から想像を刺激されることは残念なことにその後,ほとんどなくなってしまった。それでも,いまだに石森が残したマンガを眺めては美しく感じる理由を探すのだけれど,これは理屈ではなさそうな気がする。

石森章太郎と島田一男に接点はないだろう。ただ,結果として量を残したクリエーターで初期にさまざまな実験を続けた後,作品を残し続けたという意味では共通性があるようにも思う。

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