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朝から商工会議所の面談予約を入れ,その後,来週の打ち合わせ,取材の予定を詰める。決算関係の資料のひとつを税理士に送る。夕方からStoresにアップする本を選び,少しきれいにしてから撮影。20冊くらい上げた。このところ動きがあるので点数をもう少し増やしてみようと思う。

偶然について。

武谷三男がいうところの「特権」と「人権」は,本人が口頭で述べる以外,まとまった文章がない(にもかかわらず1冊の本はあるのが不思議なところ)ので,どのように切り分けていたのかわからないものの,ものごとをみていくときに便利なとらえかただ。

フロイトが無意識に意味を与えてしまって以来,いくつもの学問領域で意味をもたない状態に意味を与えてしまう所作が続く。意味をもたせていくことと,無意味を無意味のままおいておくこととは別だと思うのだけれど,意味をもたせていく所作はどうも居心地が悪い。偶然を偶然のままにおいてなお面白く思われるものごとが少なくなっているように思う。

たぶん,おたくとは,偶然におかれたものに意味を与えるのではなく,そのままにおいて面白くとらえる視点に長けていたのではないだろうか。また,その所作をサブカルとくくり命名したのではないか。

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