このところ

インタビューやら録音データのテープ起こしに時間がかかり,新刊の搬入に関する作業や請求書作成など,あちこちにしわ寄せが出て,忙しいったらありゃしない。

坂本龍一の訃報以後,仕事をしながらキャリア全体にわたる曲をかけている。坂本龍一はリフなんだなあとあらためて感じる。「Esperanto」あたりは本当にすばらしく,ただ,音楽を聴きながら感情が揺さぶられる感じを受けるのは,上野耕路などによるオーケストレーションとのコラボによるところが大きいように思う。YMOへの距離感はまったくなくなってしまったけれど,ギョーカイっぽさと一線を画した当時のニューウェイヴの感触をあれこれと思い出す。

土曜日は午前中,マンションの管理組合理事会に出席し,終わってから事務所に。仕事を片づけ,夕方から家内と高円寺まで買い物に出た。高架下の工事が部分的に終わり小洒落た店が入っていた。蟹ブックスに久しぶりに行き,「ユリイカ」の「総特集/マヒトゥー・ザ・ピーポー」を購入。雨が止んだのでルックの方まで上がっていき,折り返して買い物。古本サンカクヤマで1983年の「スタジオ・ボイス」が200円で売っていたので2冊購入した。夕飯をとり帰宅。寒くなってきた。

日曜日は午後から事務所に行く。さすがにインタビューも録音データ起こしにもめどがついてくる。夕方早めに帰宅し,とはいえデータ起こしの続きを1回分だけ済ませる。

「ユリイカ」は下津光史が寄稿していたから買ったので,全体にそれほど期待はしていなかったものの,面白かった。表現者というよりも仲介者の側面に,自分がやりたいことが重なって,にもかかわらず,そう簡単には仲介者がめざすことはできないのは日頃痛感しているので,なおさらに。

『にっぽん三銃士』は上巻最後の電凸のあたりからしばらく低調で,下巻100ページくらいから持ち直してきた。

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