小説/矢作俊彦 街 Posted on 2014年1月22日 by コトナ / 1件のコメント ……FM東京のある番組で俳優の藤竜也と作家の矢作俊彦が対談し,矢作がこんな話をしていた――“結城昌治さんは僕より何十倍も上手いけれど,でも,あの人の描く街はどこも杉並区なんですよね”と 池上冬樹:ヒーローたちの荒野,p....
日常 不愉快 Posted on 2014年1月21日 by コトナ / 0件のコメント 不愉快なことがあると,辻潤と凍結前のP-MODELを思い出して,こころを落ち着かせることにしている。 それにしても世の中,最低の輩はいるものだ。思い返せば,Webに日記を記しはじめたころのことだから,10年か。何だかやけ...
日常 死の報酬 Posted on 2014年1月13日 by コトナ / 0件のコメント どこで手に入れたのか忘れたものの結城昌治の『死の報酬』(講談社文庫)を読み終えた。このシリーズの第一弾『死者に送る花束はない』も後味は悪かったけれど,探偵小説としては面白かった。この本も読み終えた感想は先の小説と同じだっ...
日常/書籍 15年 Posted on 2014年1月6日 by コトナ / 0件のコメント 20歳からの15年間で,20世紀末を迎えたときには,この15年で世の中変わったなあと思ったはず。15年の間に,バブル期をはさんで4回引っ越しをし,あげく家庭をもったのだから,世の中が変わらないはずはない。 35歳からの1...
書籍 反精神医学 Posted on 2014年1月4日 by コトナ / 0件のコメント 昭和60年代に,反精神医学系の本を集めていたことがある。宇都宮病院事件があった後,一方で三枚橋病院のことがとりあげられ,悪い石川とよい石川など比較されていた時期だ。 矢作俊彦の『真夜中へもう一歩』が単行本化され,後に福田...