投稿者: コトナ
クリムゾンとディックをめぐる勘違い
1981年,“DISCIPLINE”を引提げて,飾り立てられたアイコンを自らたたき潰すまで,キング・クリムゾンをめぐる神話ともいうべき言説が巷を駆け巡っていた。 そのころ,滝本某が,クリムゾンとフィリップ・K・ディックの...
彼はテレポートできたのか
買ったまま,読み終えない本の代名詞が『薔薇の名前』であることは,われわれの間では別段,恥ずべきことでなかった。しかし……。 奇妙な読書体験がある。実に面白いストーリーなのに,あるところまでくると,どうにも意味が理解できな...