6/20

Windows7マシンのメンテナンス。ほぼネット環境を使わないとはいえ,何かのとき用にVivaldを入れて,メールも更新しておく。すでに契約終了したサーバーのアカウントしか入っていないので当然,何も起こりはしない。セキュリティソフトの契約台数に空きがあったことを思い出し,インストールする。Adobeソフトと営業システムはこのマシンでしか動かないので,メンテナンスしながら,可能なところまで使い続けることになるのだろう。

依頼すすめていると,著者から別件で連絡が入ってくることがある。午後に一件,夕方に一件。1回の打ち合わせで1時間近く話をしていることになる。それなりに長い時間かけているな。20時までのうち,2時間はそんなふうにして過ぎる。

校正を戻して,メールで連絡数件,請求書を出せば一日が終わる。昼休みに出張所まで出る,新目白通り沿いの中華料理屋で久しぶりに昼食をとる。10年以上前,この店が南大塚に支店を出していた頃,店主と何度か話をして,こちらの店にもときどき顔を出した。ここ5,6年近くご無沙汰していたからだろうか,なんだか素っ気なかった。忘れられてもしかたないけれど。往復ですっかり汗をかいてしまった。暑い。

週末から

金曜日は朝から発送作業。幸い天気がよかったので詰め終わった封筒を段ボール箱に入れて玄関前に置いておくことができた。10時くらいからサポートお願いした方が計4名到着される。にぎやかな感じで作業を進め,12時過ぎにはめどがつく。一度休憩をはさみ,13時半過ぎに終わった。私はひたすら詰め終わった封筒を玄関先にもっていく作業で,半年ぶりくらいに体を使った気がする。

軽く昼食をとり散会となる。ひとりで終える作業量ではなかったので,いやまったく助かった。そのあとは仕事にならず,少しだけ発送作業を済ませて帰宅。

土曜日は事務所に出る予定がからだが重く,昼過ぎまで横になる。シャワーを浴びてから家内と吉祥寺まで買い物に出る。少し先に事務所に行き,メール数通を打つ作業を済ませる。遅めの昼食をとったのち,19時待ち合わせで家内と別れる。古書防破堤,古書センター,よみたやで数冊本を購入すると19時になってしまう。家内と落ち合い,夕飯用にお弁当を買って帰宅。

日曜日になると,体調はどうにか回復してきて,午前中から事務所に出る。原稿依頼をしながら,金曜日の片づけをしていると夕方になる。高田馬場まで出てブックオフに寄る。文庫と新書を各1冊購入して帰宅する。ヤフオクのメールをクリックし,NASに入札しようか考えていると,他の出品者の品物がよさそうな感じ。4ベイなんだが,仕事で使うのに重宝しそうなスペックだ。残り1分で入札して,5分の延長を乗り切り落札してしまった。HDD4枚と合わせると,それなりの出費になる。100人規模の会議・講演会を開催できる機能がついていたらGoogleの契約解除するところなんだが,当面,併用しながら使い勝手をはかっていくことになりそうだ。

6/14

Storesに注文が続く。動くタイトルは登録時期が直近のものばかりではないので,タイミングなのだろう。日に1件ほどだから実務にそれほど支障が出るわけでもく,よい按配。

ということで朝,1冊を発送し,その後,依頼作業の続き。突然入ってくる営業関係の仕事は,そちらを優先してしまう。20時近くにあがり,ビールを買って帰宅。

木曜日に打ち合わせ一件,金曜日はほぼ発送作業で終わりそうなので,この間にその準備をすることになり,週末まで慌ただしくなりそう。

出張の行き来にページを捲っていた島田一男の『地図を歩く男』を読み終えた。島田一男の小説のアイディアは古びていないが,固有名詞にはどうしても軋みを感じてしまう。いまどき,都合がよすぎるとストーリー展開とはいえ,最後で帳尻はきちんと合っているし,固有名詞など換骨奪胎して,今風に料理できそうな気がするのだけれど。

日帰り出張

京都で打ち合わせ後,神戸をまわり夜に帰宅するスケジュールを立てた。先に決まっていた京都での打ち合わせにつなげて神戸でも要件を入れてしまった。予定では三宮の古本屋を回るのに十分な時間があったはずが結果,ただただ仕事で終わってしまった。

9時過ぎに事務所を出て高田馬場経由で品川まで。構内のカフェでモーニングをとる。コーヒーがいっぱいなので紙コップをもらい残りを注ぎ新幹線で飲むことにした。

12時半には着いたので,チケットショップで三ノ宮までの乗車券とレターパックライトを調達しグランヴィアのラウンジで責を確保。13時の予定だったものの,ただひたすら待つ。14時を過ぎたので,さすがにお互いの了解に齟齬があったのではないかと思い携帯に連絡すると。1週間後と勘違いされていたとのこと。16時前まで企画の打ち合わせと著者校正の確認。新快速で三ノ宮をめざす。17時の待ち合わせにほとんどぴったりに到着した。

国際会館の近くにあるビアホールで著者お二人と打ち合わせ。20時少し前まで。阪急の地下でおみやげを買い,調達しておいたチケットをみどりの窓口で使えるように変更。新神戸までの格安チケットは売り切れだったので,新大阪から品川までのチケットに加え,大阪圏内のチケットを買う。事故かなにかで電車が遅れているので気をつけてと念を押される。

何とか新快速がきて,座ることができた。これが間違いだった。ビールをジョッキで3杯,打ち合わせしながらなので,それほど酔いをまわっていないと思ったものの,眠ってしまう。気がついてホームをみると「高槻」の2文字が目に飛び込む。降りたことはないけれど,ここは高槻? だとしたら京都まで行ってしまったほうがよいのか,それとも新大阪まで戻るか。時間を確認すると20時40分を過ぎている。とりあえず戻るべく向こう側のホームに行ったところ,どれに乗ればよいのかわからなくなってきた。そもそもここは本当に高槻なのだろうか。もう一度,連絡橋をわたり改札あたりを眺める。「尼崎」じゃないか,ここは。まだ大阪の手前だ。

降りたホームに戻り,なんとか日本海方面行きの電車に乗り込む。新大阪に着いたのは21時。アルコールはもういいな。水とおにぎり,つまみセットを買ってのぞみに飛び込む。自由席は意外と混んでいて,3人掛けの真ん中に入り込んだ。頭痛がしてきたのでイブクイックを水で流し込み,そのあとにおにぎりとつまみを食べた。島田一男の文庫を少し読み,眠る。京都,名古屋で出入りがあり,結果,意外と空いてきた。品川から高田馬場まで行き,家に着いたのは0時過ぎ。

6/8

Storesに注文が続く。隔日に1冊くらいのペースとはいえ,30年前の本を手に入れようとする人とつながるのはなんだか新鮮な感覚。発送の手配を済ませ,仕事。

遅々として進まぬ依頼をはじめとする仕事の一方で,依頼していた校正や新規の企画などがはじまる。昼に一件,入金を済ませ,食事をとって事務所に戻る。夕方,印刷所の社長さんがきて,その企画の件。

刊行1か月で棚から消えたかのような大竹英洋の文庫本を捜しに野方まで出ようかと思っていたところに著者から連絡が入る。企画がもう一件スタート。話を済ませ,野方まで。で,まさかはた書店でも品切れになっているようで,仕方がないので『ケア宣言』を買って帰宅。

当初,一箱古本市に参加しはじめたとき,「自宅の本を次の読者に届ける」を惹句とした。今さらではあることを承知の上,この間,自宅の本に関して,私が読者でない本(つまりは読んでいない本)が含まれていることに,ささやかですが躊躇いを覚えていた。買ったままの本を読まずに並べ,その本が購入されるという事態が何度かあった。

「次の読者」という表現では居心地があまりよくない。

しばらく前から,古書店で見つけて読もうと思って買った本の何割かは,抱え込まず,とりあえず本サイトに登録するようになった。そうした本がすぐに「次の読者」の手に届くケースがいくつか出てきた。

そこで惹句をタイトルのように変更することにした。

この本は私が読みたいのだけれど,なかなか読まないので,購入していただき,代わりに読んでいただく古書店。

都合のよい話だが,これで少しはすっきりと本を並べることができそうだ。

Top