ジュニアがついたころのカート・ヴォネガット
ジュニアがついたころのカート・ヴォネガットの,というより彼の処女長編『プレイヤー・ピアノ』に次のような一節がある。 ……だれかが不適応のままでいなくちゃいけない。だれかこの社会になじめないものがいて,人間がいまどこにいる...
ジュニアがついたころのカート・ヴォネガットの,というより彼の処女長編『プレイヤー・ピアノ』に次のような一節がある。 ……だれかが不適応のままでいなくちゃいけない。だれかこの社会になじめないものがいて,人間がいまどこにいる...
80年代のライブハウスでは,フロアの明りが落ちるまでの間,なぜかレゲエがかかっていることが多かった。 整理番号2桁で突入したはいいものの,気の抜けた(と感じられた)レゲエのリズムに拍子抜けたことも,しばしばだ。 半券を紙...
木田元と竹内敏晴の対談集『待つしかない,か。』(春風社)を読み終えた。竹内氏の口から「『ほんとうに求めるもの』に気づけるか,出会えるか」(p.115)とあったことに驚く。そこを捨てるところからはじまっていたと思っていただ...