スパイ小説


しばらく前から,古本屋に行って開高健の本を探すかわりに結城昌治と三好徹の文庫本を探すことが多くなった。以前だったら決して手にすることがなかった類の小説だけど,特に中編は会社の行き来にエスカレータで読むのに手頃だ。

矢作俊彦が,中間小説誌が新幹線の座席に読み捨てられているさまを指摘して,その程度の物語,つまり読み飛ばすのが相応しいと語ったことがあった。この2人の小説は,読み飛ばすというよりも(読み飛ばすのは少し前に買ったサイボーグ009のほう),どこかページを先に捲りたくなる上手さを感じる。

特に巻き込まれ型のスパイ小説は面白い。

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