朝から露天風呂に入る。戸田屋は2時間ドラマの撮影で使われた時期があるようで，大浴場に向かう通路の壁に撮影隊の記念写真が数点並んでいる。露天風呂に続く登り坂などは，夜ならば事件の一つや二つ撮影するのにもってこいのロケーションだ。
朝食をとり，チェックアウトのための荷物を片づける。少し先に出て，ロビーで音声入力の続き。しばらくして娘，その後，家内がやってきたので，リムジンバスで短い距離だけれど駅まで連れて行ってもらう。
今夜宿泊するホテルに連絡し，荷物をピックアップしてもらう。そのまま鳥羽水族館に行く。とにかく広いし，展示？内容もとても面白いが，大混雑だ。ショーを見たりしながら，再入場スタンプを押して，一度，出る。駅近くの定食屋で昼食をとり，その後，クルージング。イルカ島とかいうところで降り，スキー場のカートのようなものに乗って，山の上まで行く。すこし下ったところであしかショーを観る。風が強い。しばらく海を眺め，帰りの船に無事乗船。ふたたび水族館に向かう。入口のところにあるコーヒーショップで少し休憩。家内と娘が中を見ている間，入口のソファーで仕事の続き。
駅まで戻り，宿からの迎えのバスに間に合う。鳥羽ビューホテル花真珠。女性向けのホテルらしく，車内に男性は私だけだった。こちらもリニューアルした様子で，少し，京都の和順会館に似た感じを受けた。
ウェルカムおしるこ+おまんじゅうを食べ，夕飯は伊勢海老，あわび，松坂牛と豪勢なメニュー。娘が肉を食べられなかったり，家内があわびはダメだったりで，いつもこの手のコースはその分も担当し，食べ過ぎてしまう。
風呂，露天風呂に入り，戻る。
このあたりから，鳥羽といえば江戸川乱歩の小説でよく舞台にされた場所だということに思い至る。「孤島の鬼」の島のような形が，船からいくつも目につく。水族館だってパノラマ島のようなものだといえばいえなくはないし。
ということで，3日目は乱歩館（あるのだ，そういう場所が）に行くことにした。
