風邪

金曜日から娘が旅行に出かけているため,いきおい家内と待ち合わせては夕飯,という流れになる。

金曜日は赤坂で取材。そのまま家内と待ち合わせて,豊川稲荷から少し行ったところにある食堂で夕飯をとる。1階がキッチンで,テーブルは2階にある。オムライスが名物らしいので私はそれを頼み,家内は和風ハンバーグ。20時過ぎに出て,中野坂上経由で中井まで。伊野尾書店で雑誌を買って帰る。

土曜日は朝から広尾で取材。17時過ぎに終わり,渋谷でサンエーを覘き,井之頭線で吉祥寺まで行く。取材でかなり疲れてしまった。家内と待ち合わせ,パルコの地下で開催中の古本市を覘く。東急裏で夕飯をとり,アトレで買い物。東中野でブックオフに寄り,歩いて帰る。少し喉が痛くなってきた。

日曜日は9時過ぎに起き,朝食をとる。昼前に出て,会社でメールの返事と少しだけ仕事。16時過ぎに出て高円寺まで。南口の壱参伍で休憩。palを覘きながら庚申通りに向かう。スーパーで買い物をして,夕飯は遊bi。11月に阿佐ヶ谷に移転するそうだ。残念。20時くらいに出て,向かいにできたカフェ,CHACORIを覘く。シュークリームを買う。バスで野方まで行き,西武線で帰る。11時前に娘も帰宅。疲れがたまったので,早々に寝てしまった。

今週末も福井日帰りになりそうで,なんだか慌ただしいったらありはしない。

夢野久作の「東京人の堕落時代」のページを捲りながら,これまで読んだ本を読み返していけば,今後の生活のなかで読み物が不足することはないのだろうなあと思った。北杜夫,江戸川乱歩,夢野久作,中井英夫,矢作俊彦,辻邦生,開高健,ヴォネガット,ディック,チャンドラー,ここまでだけでも読み返そうとすれば,今後,どれくらいの時間が必要になるだろう。それで,何か足りない感じはしないかもしれない。ここ10年くらい,手を広げ過ぎたのは明らかで,しかし,だからといって,広げた分だけ記憶すべきと感じることが増えたかというと,そんな気分ではないし。

SNSを眺めていると,広げた手を臆面もなく晒すことができる人をしばしば不思議に感じる。これを読んで,これも好きというのはどうなんだろう。ミュージシャンも同じ。初手から読み方,聴き方が違うのだろうな。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Top