踊ってばかりの国


10日の日曜日,東京キネマ倶楽部で踊ってばかりの国のライブを観た。全感覚祭渋谷以来,1か月と少しぶり。

徹と古書Drisで待ち合わせた。陳列レイアウトを変更してから,少しいかがわしさが薄れたと徹はいうものの,やはり本に対する独特の価値づけが伝わってくる。30分ほど棚を眺め,16時半くらいに東京キネマ倶楽部の前に着く。バッグからチケットを取り出し,徹に渡そうと確認したところ,まったく違うものを入れてきたことに気づく。2年前,娘が出かけたチケットの残り半券だ。

とりあえず徹を現地に残し,家までチケットをとりに行く。開演の2時間前に待ち合わせたのが不幸中の幸い。まあ,そのうち30分を古書Drisで費やしてしまったのだけれど。高田馬場で西武線の時刻表を確認して,タクシー乗り場に向かう。下落合駅から歩く時間を考えると,タクシーを使った方が早い。信号と道のどちらもスムーズで,各駅停車が高田馬場駅を出発する頃には家に着いた。タクシーにそのまま待っていてもらい,チケットをしばらく探す。妙なところに挟まっているのを見つけ,急いでタクシーに戻る。

17時15分過ぎには高田馬場に着く。徹には,日暮里を出たあたりでメールをするので,会場の前で待っていてもらうよう連絡した。17時半過ぎに鶯谷に着き,急いで歩道橋を降りる。徹と会場に入ったのは開演15分くらい前。

フロアで那智君と那智君の同僚と落ち合う。早々にライブが始まった。

ステージのライトを下津がコントロールしているのか(よくわからないけれど),ステージ上のメンバーのバックからライトが当たり,ステージ上が不思議な雰囲気で始まる。「!!!」は少しテンポを落とした感じ。「世界がみたい」「evergreen」とテンポを上げて行く。昨年,同じ会場で観たときは,向かって左側の大久保のギターの音が全体を包み込みすぎのように感じたが,今回は右側の丸山のギター,スピーカーで拾わずにライン直接繋いでいると思しきギターの音が強かった。下津のボーカル,ギターとのバランス,ベースの音の被り具合,数曲かけてバランスを調整しながら進む。その様子が伝わるものだから,いきおいフロアもやや神経質になっている。

前半で「SEBLBA」が演奏され,その後,おとなしめの局が続く。「赤い目」をライブで聴いたのは初めてだと思う。アルバムで聴くよりも遥かにネオアコっぽさが感じられよかった。

で,来年1月に新譜がリリースされるとのことで,ハイペースで見た目通り好調なのだろう。そのなかから演奏された2曲はシューゲイザー系で,そのまま「いやや,こやや」に続くあたりがピーク。

後半はエフェクターの調子がよくないようで,「Boy」のアウトロはほぼ下津のギターが聴こえず,左右ギターがひたすら暴れまくる。2回目のアンコールは「ジョン・ケイル」で,「Boy」での鬱憤を晴らすようなアンサンブルのなか,丸山のギターソロが見事。

音のバランスは6月に観た恵比寿リキッドルームの方がよかったものの,前に進むバンドの今を見るのはたのしい。

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