遠近法


感染症にかかったようで,家内の調子がかんばしくない。発熱が続くものの近くのクリニックでは痛み止めの作用がある薬を処方する程度で,結局,紹介状を書いてもらい病院にかかることになる。役割分担はあるだろうけれど,まるで診断に分担があるかのように感じられ,いらつく。少し早めに仕事をあがり,お弁当を買って家に帰る。

今月,B5判120ページ程度の本が出来予定で,ここまで4年程度の時間がかかった。その3倍以上の分量の本であっても半年で刊行に漕ぎつけることはある。私がたずさわったなかでもっとも大部な本はA4判2700ページというもので,これでさえ2年もかからずに刊行された。もちろん通常で想定される予算のへたすれば10倍程度がかかったものの,最終的には十分にもとはとれた。

きちんとした原稿を仕上げてくださる書き手の本は,どれほど大部になっても,刊行の予定がたつ。原稿を書き慣れず,五月雨でまとまりなく,著者校正を半年くらい平気で抱えてしまう書き手との仕事はなかなかやっかいだと感じていたものの,ここまで延びた本は他にない。

とはいえ,もう一本,3年越しの本のゲラを抱えているのだけれど。

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