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予報通り,暖かくなった。一日,テープ起こしデータの整理。午後から調子があまりよくなくなり(少し悪くなった),18時過ぎに退社。駅前でマッサージを久しぶりに受ける。無茶苦茶からだが固くなっていた。高田馬場のブックオフに寄って,島田一男の新書,半村良の文庫,石森章太郎の『青いけもの』を購入。『青いけもの』は,40年近く前,宇都宮の山崎書店で,カバーなしを買い,今もそれは持っているものの,カバーがついていて300円。ビニール入りなので状態はわからないが,とりあえず買ってしまうことにした。で,私がもっているものに比べ,少しよい状態だった。

数日前から新型コロナウイルスに関するニュースが続く。TLに流れてくるツイートが目に入ってしまうので読むと,専門家は技術学(医学)の知見を,一般は技術論風の視点から,この問題に反応している。一般の技術論風なツイートはどうでもよくて(矢作俊彦流にいうと「おばさんファシズム」でだいたい片づく),専門家による「科学的には云々」と世の中の現状をつなぐ言葉の乏しさが気になる。

「べき論」ではなく,現状認識とその原因くらいには,もう少し思いめぐらせてよいのではないか。「健康で文化的な最低限度の生活」が仮に維持できないために,感染リスクの差異が生じているとするならば,問題はそちらであって。

フォローしているのは,古本界隈の方と平沢界隈の方が多くなったが,今回のニュースに関して,後者の一部のツイートはどうしたものだろうというのが目についた。平沢にどんなフォロワーがついているのかチェックする気にならないが,少し前,他の方が覘かれて愕然とされた様子が流れてきた。絡め取られやすい方々の巣窟のようになっているようだ。もちろんすべてなどとは言わない。

平沢が絡めとったのではなく,自ら絡め取られた。ほんと,動員かかったらそこから逃げる術くらい,頭の片隅に置いておかないと,非道いことになってしまうんじゃないか。大塚英志の「選民思想は,一部の選民と,選民になりたい層によって支えられる」(大意)を思い出す。

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