2/26

金曜日の日帰り出張に向けて慌ただしい。まあ,会議が開催されてもされなくても,打ち合わせになるものの,海外からの来賓の動きがよくわからない。

先週いっぱい待ってから,週明けに事務局に連絡し開催を確認。週末には都内の企画で来賓が無事,講演したとの情報もチェックした。昼に新幹線のチケットを買いに行ったところ,法人カードをサインでは使えないと言われ,一度戻ってくる。念のため,Webで開催を確認し,別のカードを携えてチケットを購入しに行った。

14時過ぎに会社へ戻り,繰り返しサイトにアクセスすると,トップページが中止のお知らせに差し替わっていた。どこまでか不確かなまま,段取りをリセットする。いずれにせよ,打ち合わせは行なわなければならないというスタートラインにかえる。ただ,これは必ずしもスタートラインじゃないのが困ったところだ。大阪での打ち合わせをセッティングしてしまったため,来日スケジュールを踏まえて,都内で1時間ほど時間を調整してもらえば済んだことが,結局,この騒ぎのなか新幹線で大阪へ向かうはめになったのだ。

同行の訳者と連絡をとり,動きを調整する。加えて,並行する仕事にアクシデントが起きて,その確認をしているうちに20時を過ぎてしまった。

家に帰り,夕飯をとる。風呂に入って,しばらくして就寝。このところ半村良の『下町探偵局』を1篇ずつ読み返している。この時間が1日のうちでいちばん,しっくりくる。少し前は,光文社文庫版の『マンハッタン・オプ 2 笑う銃口』を捲っていたものの,眠る前に読むには情報量が多くて眼が冴えてしまう。眠気がくると,ほんの10ページ足らずの掌編にもかかわらず物語が追えなくなる。

と書いているあいだに,打ち合わせ予定だった来賓が本日,帰国の途についたと連絡が入った。予定がすべてキャンセルになったのだから当然だろう。その予定に,われわれとの打ち合わせが含まれていようがいまいが。昨日来の段取りと,予定したその諸々をキャンセルするこれから徒労。その行方を眺める時間をなんとか捻り出す。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Top