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朝のラッシュは相変わらず。人と距離をとって歩いても,あいだに割り込み入ってくるから,すぐに距離をとっている意味がなくなる。地下鉄は1本待ってから乗っても,発車ベル間際の駆け込み乗車(と,しばしばアナウンスされている動き)多数で,人と距離を保つことができなくなる。その時間帯に移動している私が言えたことじゃないな。パンデミックが顕在化したときを危惧する。

16時まで仕事をして退社。新宿経由で中野まで。家にお弁当を買って帰るつもりで,少しだけあちこちぶらつく。結局,中野ブロードウェイ地下の天ぷら屋で買う。古書案内処,ブックオフを覘き,新井薬師駅まで。中井で降り,伊野尾書店で「新潮」を買って帰宅。1時間少し眠る。家内は今日も残業,娘は21時くらいに帰ってきた。明日からゴールデンウイーク明けまで休みとなったそうだ。夕飯をとりテレビを観て,「新潮」を読み眠る。

中野から新井薬師へ向かう途中,徹とメッセンジャーでやりとりした。和之のあれやこれやで,さすがに引いてしまったので,そのあたりを送ってしまた。徹はSNSと距離をとっていて,ただ,それはLINEで起きたやりとりだったので,なんだか申し訳なくなった。その後,徹は喬史と連絡をとったそうで,なにかアクションを起こすことはとどまったようだ。たぶん,SNS経由で説明したからといって,納得して行動変容するような状況ではなさそうなので。

で,家で一度眠り,起きたところ「緊急事態宣言」が発令されていた。宣言内容は,ほぼ自粛要請だから,いのちと生業を天秤にかけ(もともとおかしな選択とは承知のうえ,そうせざるを得ない者が少なくないだろう),生業を優先し,動かざるを得ない。そこでいのちを選択した動きがとれる/とらざるを得ない者にあるのは,ただただ勇気だろう。生業を優先する者がかけるのは希望だ。ホッファーがいうとおり「希望ではなく勇気」が必要にもかかわらず。

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