くびったけ

早出2日目。午後早々に打ち合わせ。毎度のことで,ただただ,自分が傀儡子であるかのように他者を扱えるとでも勘違いし続けているのだな。寒々とした人間関係を横目で眺め,ため息しか出ない。四半世紀前,同業他社で年に数回,出張先でやりとりした人と17時に打ち合わせ。こちらはこちらで変わらない。幸い,よい意味で,ではあるが。

ここからが慌ただしい。先週,ヤフオクに出品したCD2枚に入札があった。早速,振込手続きを確認したので,早めにCDを投函しようと予定を調整していたのだ。先の打ち合わせは17時半に終わるはずが,少し長引き18時になった。一度家に戻り,品物をとって,自転車で本局まで行くのに15分はみておたほうがよい。

COVID-19の関係で,ここ数か月,本局は19時に閉まってしまう。間に合うだろうか。

とりあえず,下落合駅に18時40分に着いたならば,予定通りに動こうと思い,丸ノ内線から山手線へ乗り継ぐ。駅に着いたのは18時35分前。なんだか微妙な時間ではあるものの,どうにか投函できそうだ。家へ行き,CDをバッグに押し込み,自転車のカギを探す(いつも入れてあるところに,こんな日にかぎって入っていない)。少し時間をロスして自転車で本局まで。

で,なぜ本局かというと,最近のヤフオクは,ブラウザーのページに表示されるQRコードを読み取らせると,送り先が見えないようになっているシールが出てくる仕様に変わっている。品物を梱包し,このシールを張って出せばおしまい。送り先住所をやり取りして確認し,手書きや自宅でシールをつくって梱包して投函するより,かなり楽になったのだけれど,一方で,郵便局からしか投函できない(ヤマト運輸経由の方法もあるようだ)。

楽になった分,落札者と気が合い,「おまけにこれも入れておきます」などといった悠長なやりとりはすっかりなくなった。

で,5分前に本局に着き,梱包セットを買って,シールをプリントアウトして貼る。2枚のCDをそれぞれ別の人に送るので,間違える可能性が無茶苦茶高い。決して間違えないなどと,自分を過信できるほどめぐまれた人生を歩いてこなかったので。1枚シールをプリントアウトし,梱包した後,次のシールにとりかかる。たぶん間違えてはいないと思うものの。

なんとか投函まで間に合った。帰りにビールを買って,帰宅。昨夜,途中までだったSTORESの登録を終える。家内が帰宅したが,眠くなってしまい30分ほど横になる。

夕飯をとり,サイトの調整を済ませて眠る。

こんなふうにバタバタしてしまう日のことを,『死霊』になぞられて「くびったけ」と称している。くびったけの一日だった。

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