閉店

午前中はインフルエンザ予防接種。数年前の大混乱がうそのように,予約時間に行くと,おそろしく疎な空間。待つことはなく接種。帰りにキャッシュディスペンサーで引き出ししようと,みずほ銀行を探すものの,以前は駅の近場におそろしい台数あったものが,日販の先の一か所に集約されてしまった様子。しかたなく茗荷谷に戻る。

午後は市ヶ谷で某大学元総長宅を訪問。ベランダから防衛省が伺われる。各国大使邸宅などが集まっていたらしい。2時間ほど話を聞き,帰社。19時まで仕事をして帰る。

高田馬場で降り,日高屋で休憩しようとしたところ,さかえ通り店は先週,閉店していた。あの殺伐とした感じの店内が気に入っていたので,とても残念。駅前店を覘くと混雑していて入る気にはなれない。結局,中華一番まで歩き休憩。

このところ大藪春彦の文庫を入れて読んでいる。少し前,文庫本を片づけていたときに『不屈の野獣』が出てきたので久しぶりに捲る。物語として普通ならば破たんしていると思われる短編・中編が,ただ,中心となる場面を描きたいがために,結末をさらっと描いて仕立てるということは,他の小説家がほとんど行なわない手法ではないだろうか。手法というよりも,それで通してしまう力技なのだろうけれど。島田一男のハードボイルドがまだ,物語の整合性がとれているように思われるほど,それは豪快に破たんしている。

ブックオフに寄り,文庫を4冊買って帰宅。夕飯をとり,テレビを観て眠る。頭痛がするので薬を飲んだ。

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