沈黙

花粉の影響が強くなってきたので会社帰りにクリニックで薬の処方をもらう。探している本があり,芳林堂書店で探すものの見つからない。悲しいけれどいつものことだ。地下の喫茶店で休憩しながら『沈黙』を読み進める。2/3を越えたあた...

沈黙

時々,眼をあけると叩き破られた戸の間から星のない真暗な夜空がみえました。遠藤周作『沈黙』 今月の読書会の課題本『沈黙』をつらつらと読み始めた。矢作俊彦がどこかで書いていた(話していたのかもしれない),欧米人にとって神は父...

Stand-up

冊子に致命的な誤植が見つかる。当然,刷り直し。あの手の仕事は引き受けたくないものの,実入りがよいので営業がとってきてしまうのだ。いまどき印刷所の内校を期待してもしかたないが。 娘は友だちの家へ泊まりに出かけた。家内と待ち...

ビニール傘

岸政彦の『ビニール傘』をまだ読み終えていない。ページを捲りながら,玄月の「蔭の棲みか」が読みたくなり,一人の男のことを思い出した。 彼は60歳のタクシー運転手だ。淀川の向こう岸で大工の棟梁の長男として生まれ,育った。少年...

週末

ここ数年,土日どちらかを出社する週がほとんどだったけれど,このところ,きちんと休むようにしている。当然,休んだほうが楽だ。とはいえ義父の家から持ち帰った品々を整理する懸案は一向に捗らない。整理を終える日がくるのだろうか。...

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