挿繪堂

櫻田さんとはじめて会ったのは20年少し前のこと。その2,3年前からお仕事をお願いしていた小島さんに紹介された。家庭をもつ前の数年間,西武新宿線の新井薬師に住んでいたことがあって,櫻田さんが西落合に住んでいらしたころだった...

Real

エア積ん読にはまだ遠い。実際に読んでいない本がこれほど増えてくると,どうしたことかと悩んでしまう。 ことの起こりは,何回か書いたように,ここ数年,結城昌治と三好徹の小説を読み始めたからだ。結城昌治は寡作だと解説に書かれて...

トリュフ

矢作俊彦のツイート見たら,西麻布のビストロ・ド・ラ・シテについての投稿があった。10年以上前のこと,ここで飲んだワインの旨さを思い出した。当然,仰々しくクロッシュのなかから玉子の殻に盛られた料理とともに香るトリュフととも...

Routine

喬司とはここ数年,年に1,2回は飲むようになった。バイクを手に入れたとか,ギターの練習しているとか会うたびに何か新しいことに手を染めているのは凄いと思う。喬司に関しては,どうも「手を染める」という表現になってしまうのだけ...

関内

北山修が自切俳人名でライブ活動やラジオに登場していた時期は昭和50年代のことだ。その折り返しの頃,横浜と高崎でライブが開催されたことがある。このときだったかどうか不確かだけれど,九段会館でもあったはずだ。 当時,自切俳人...

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