矢作俊彦 引擎 Posted on 2015年10月25日 by コトナ / 0件のコメント 少し前,矢作俊彦の『引擎/ENGINE』ハードカバー版第3刷を古本屋で見つけた。「増刷で手に入れた」と読んだ記憶があるので,探していたものの,初刷を探すよりむずかしい。 風邪気味だったので,書棚から初刷を取り出して,枕元...
日常/矢作俊彦 電線 Posted on 2015年10月13日 by コトナ / 0件のコメント やがて電気が来た。真っ先に戯台に電灯がともった。 灯りより電線が彼に希望を与えた。電線にはひとつの確かな行き先があった。道や川と違って、必ずどこかと繋がっていそうだった。 休日、彼は屋根を修繕する材料を採るふりをして、斧...
小説/日常/矢作俊彦 近況 Posted on 2015年10月5日 by コトナ / 0件のコメント 主催の講演会を土曜日に終え,サンルートホテルから西武新宿駅北口まで歩く。新宿西口と小滝橋通りのブックオフへ寄った。いや,寄るために歩いたのだ。にもかかわらず,これはという本に遭遇することはなく,嵯峨谷に入り,そばとビール...
日常/矢作俊彦 ミステリマガジン Posted on 2015年10月2日 by コトナ / 0件のコメント 「ミステリマガジン」の最新号に矢作俊彦がエッセイを寄せているというので購入。ジョン・ル・カレのスマイリー3部作については,1980年代に権田萬治が矢作俊彦にインタビューした記事は面白く,記憶に残っている。ジョージ・スマイ...
小説/日常/矢作俊彦 ミステリマガジン Posted on 2015年8月18日 by コトナ / 0件のコメント 矢作俊彦「真夜半へもう一歩」が掲載された「ミステリマガジン」をなかなか探し出せず,二村について続けて書くことができない。「ヨコスカ調書」が4回にわたり掲載されたあたりは見つかっているので,こちらから先に書いたほうがよいか...