1987

    ただこの数日,彼が遺したものに触れる度,気弱に迎えた夜,ヘミングウェイの著作を開いたときのような,ああ男に生まれてよかったという少々とんちんかんな感動を禁じ得ない。 矢作俊彦『複雑な彼女と単純な場所』 &nbsp...

連載

地元への利益誘導に汲々としている陣笠代議士か、それとも『大学詐話師業界』につかまされている族議員か、そんなやつらに頭を下げる必要はないぞ、真紀子。今回ばかりはバーンッと突っぱねてやれ。大臣が卓袱台返しするのは当たり前。卓...

GQ

矢作俊彦のレポートを読むために,東京駅で「GQ Japan」を買った。中綴じを外すまでもなく,会議までの待ち合わせ時間にペラペラ捲り,矢作俊彦の連載を切り抜き,残りをコンビニのゴミ箱へ放り込んだ。『ハード・オン』で日本を...

白昼堂々百発百中

結城昌治の『白昼堂々』(角川文庫)を読んでいる。矢作・司城の『百発百中』と開高健の『日本三文オペラ』をつなぐような感じがした。といっても,『日本三文オペラ』→『白昼堂々』→『百発百中』の刊行順なのはいうまでもない。

230 or 231

事務所移転にともない,通勤経路が変わった。高田馬場から茗荷谷へ向かうには,池袋経由が妥当なのだけれど,飯田橋,後楽園経由で東京メトロのみを乗り継ぐ。 週末に一度たどってみたところ,まあ南北線を使うと上下移動の距離が恐ろし...

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