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朝から社内で打ち合わせ。11時くらいに終わり,座談会の編集の続き。夜に池袋で昌己や徹たちと忘年会の予定を立てていたものの,この調子では出られそうにない。とりあえず,行けないとの連絡を済ませる。自分で言い出したものの,しかたない。

で,19時半には仕事は終わったものの,ぐったりと疲れてしまった。忘年会に行く気力はなく,駅前で夕飯を済ませる。伊野尾書店で「フリースタイル」を買って帰る。

「フリースタイル」には矢作俊彦・大友克洋作「気分はもう戦争3(だったかも知れない)」の矢作俊彦による原作が載っていた。すべてがマンガにまとめられたわけでないことはすぐにわかった。

再読中の『コルテスの収穫』は中巻後半に入った。Ch31の冒頭に登場するアキ・シモネッティ・ハルゥダ大司教の名前は,治田明彦をもじったものだろう。この小説で唯一覚えているやりとり

「砂漠よ。--何故,あそこに行ったの?」

「行くまでは目的があった。行ってからも理由は残っていた。今あるのは方法だけさ」

「方法?」

「やり方。そのやり方自体が,ぼくの目的だ」

これが中巻のかなり後半にあったことはすっかり忘れていた。年末年始にメモを取りながら,もう一度読み返すかもしれない。

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