新撰組

川島透・司城司朗の『斬ばらりん』を読んで,幕末の知識があまりに薄っぺらであることに気付く。望月三起也の『俺の新撰組』くらいで,他にこれまであまり興味がなかった。 『俺の新撰組』のおかげで,それは新撰組がワイルド7のような...

へ―ル

ベルギーのヘール(ゲール,ギール)について知ったのは別冊宝島『精神病を知る本』の中,赤坂憲雄氏の文章を通してだ。 この本は古びていないところがあるからなのか,ときどき読み返すので,文庫本になってから買い直し,机から届くと...

Steinbech

『チャーリーとの旅』の奥付をみると1964年5月とあった。ほぼ私と同じだけの年月を生き残ってきたはてに105円棚に置かれているのを見つけたわけだ。 その後,『エデンの東』『短編集』『赤い子馬』『真珠』と,とにかくスタイン...

Second hands

今月後半まで閉店50%セールの案内が届いていた古書店へ出かけた。会社帰り,22時過ぎというのに店内は混雑している。 客は大きく2パターンに分かれる。第一のグループは棚を歩きながらほしい本を探す,至極あたりまえの客。もう一...

逆上がり

フジファブリックの志村正彦の『東京,音楽,ロックンロール 完全版』を読んでいると, 逆上がりができない人も多いと思うんですけど,僕の場合はできましたね(p.383) というくだりがあって,あれっと思った。 小学2年のとき...

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