日常/矢作俊彦 政治 Posted on 2016年7月3日 by コトナ / 0件のコメント 彼(堀口大學)は,歴史をお伽話のように感じるわけだよ。でも歴史ってしょせんはお伽話だから。歴史がいくつもの人の口に咀嚼されてお伽話になったわけでしょ。 閔妃暗殺事件に関して言えば,問題は稚拙だってことなんだよ。海江田少佐...
小説/矢作俊彦 アマ☆カス Posted on 2016年6月22日 by コトナ / 0件のコメント 彼が本棚から取り上げたのは,家庭用のVTRテープだった。「陣ちゃん(陣内尚武)の映画です。『大戦団』,――陸軍がオクラにしちゃいましたからね。世界でも,見た者は五十人といないはずです」 (↑第18回,↓第19回) 窓から...
小説/矢作俊彦 本を見る Posted on 2016年6月12日 by コトナ / 0件のコメント 夜からの読書会を控え,『キャッチ=22』の,いまだ上巻を読み終えていない。決してつまらないからではないのがつらい。1章1章が短篇として完結しているかようなアイディアと完成度。隙がないというか,これほどアイディアを詰め込ま...
矢作俊彦 Revise Posted on 2016年6月5日 by コトナ / 0件のコメント 【1】仲間と映画をつくろうとシナリオを書いた。「抱きしめたい」と「言い出しかねて」と「王様の気分」。どれもあとで小説(単行本『神様のピンチヒッター』に収録)にしたんだけれど,「言い出しかねて」というのは,どのみち映画にで...
日常/矢作俊彦 編集 Posted on 2016年5月6日 by コトナ / 0件のコメント 埋もれてしまって見つからない号が数冊,新古書店の棚に並んでいたので,「ミステリ・マガジン」のバックナンバーを購入した。1973年から1978年あたりのもの10冊ほどだ。 矢作俊彦の「真夜半へもう一歩」連載分は30年以上前...