小説/日常 すいか Posted on 2013年8月6日 by コトナ / 0件のコメント 木皿泉の『すいか』のシナリオ本が河出文庫から出ていたので購入。2巻に分けて,書き下ろしまでついているので,昨日,今日で読んでしまった。途端,「J・ディプトリー・ジュニア」という文字を見つけ(p.20),元からの誤植かどう...
小説 北杜夫02 Posted on 2013年8月4日 by コトナ / 0件のコメント ある座談会で栗本薫が,今の若い子は『楡家の人びと』を読まないらしいけれど,読書の面白さを知らないで大人になるなんてもったいないというような発言をしていたのを読んだとき,自分はこの小説を通して5~6回は少なくとも読んだはず...
小説 北杜夫01 Posted on 2013年8月2日 by コトナ / 0件のコメント 北杜夫の『マンボウ家族航海記』(実業之日本社文庫)を買って,ここ数日読んでいた。2011年10月15日初刷で,11月25日に第2刷。北杜夫が他界したのが10月24日だから,見返しに他界と記してあるのは第2刷からなのだろう...
小説/矢作俊彦/雑誌 GQ Posted on 2013年7月27日 by コトナ / 0件のコメント 重くてしかたのない「GQ」を購入。矢作俊彦のエッセイはハンバーグ紀行第2弾で,面白く読んだものの,一番目を惹いたのは「月下の鉤十字」の連載が再開されそうなくだり。 コバヤシヨシオが辻まことっぽいことさえすっかり忘れていた...
小説 三好徹 Posted on 2013年7月22日 by コトナ / 0件のコメント 20代に三好徹の小説を読もうとは思わなかった理由は単純だ。新聞記者,商社マン,バァのマダムと,絵に描いたようなキャラクターに思い入れることはできない。これは結城昌治の小説も似ている。 先に書いたように,ここ数年,古本屋で...